2021
04.28

咸臨丸の偉業をたたえて

お知らせ, 横須賀のくらし


こんにちは。西郷宗範です。

本来であれば浦賀において咸臨丸フェスティバルと式典が行われる時期ですが、今年は新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため中止になってしまいました。

本市としては重要な国際式典の一つが中止になってしまうのは残念なことです。

日本の軍艦として初めて太平洋を横断した咸臨丸の偉業は、式典が中止となってもしっかりと後世に伝えていきたいことです。

本日、上地市長からこの咸臨丸の偉業をたたえて、式典に代わる献花等について報告のメッセージが発表されました。

ぜひご覧ください。




横須賀市長からのメッセージ(咸臨丸の偉業をたたえて令和3年4月28日)








横須賀市長の上地克明です。




例年、4月下旬には、1860年に我が国の軍艦として初の太平洋横断に成功した咸臨丸と、その乗組員の偉業をたたえる、咸臨丸フェスティバル式典を開催しておりますが、昨年につづき今年も、新型コロナウイルス感染防止のため、この式典を中止としました。長きにわたり、地域の皆さんに愛されているこの式典を、2年連続して開催できなかったことを大変残念に思います。




そこで私は、式典に代わり、去る4月23日に、愛宕山公園・咸臨丸出港の碑に、献花をしてまいりました。




献花に当たっては、




浦賀地区連合町内会会長中島昭二様




鴨居地区連合町内会会長代理副会長藤田實彦様




浦賀観光協会会長岡昌憲様




にもご参列いただき、ともに先達たちの遺徳を偲ぶとともに、今後、浦賀地区と横須賀市が、一刻も早く元気を取り戻せるよう、より一層のお力添えをお願いいたしました。




さて、当地浦賀においては、先月3月26日に、住友重機械工業様から、浦賀レンガドックとその周辺の一部の土地を、横須賀市にご寄付をいただきました。浦賀レンガドックは、明治32年に建造され、平成15年に閉鎖されるまで、一世紀以上にわたり、日本丸や海王丸など約1000隻にのぼる艦船の建造や修理を行ってきました。また、レンガ造りのドライドックとしては、日本では浦賀にだけ現存する非常に貴重な歴史・産業遺産であり、この貴重な歴史・産業遺産を保存・活用できることは、浦賀地区をはじめ横須賀市民にとって大変誇らしいことと思います。今後は、この貴重な財産を、海洋都市横須賀の象徴として、市民が愛し、全国に誇れるような施設としていき、魅力溢れる街づくりを推し進めてまいります。




私は、咸臨丸やレンガドックなど横須賀市の誇りが、日本や世界中の多くの人たちに知れ渡り、より一層、私たちの街が賑わうことを、夢見てやみません。その時まで、私たちは、今、出来ることを探しながら、この苦難をともに乗り越え、希望の光を取り戻しましょう。明るい未来は必ず来るはずです。




令和3年4月28日
横須賀市長上地克明




西郷宗範
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