大津地区高潮対策護岸完成見学会

お知らせ, 市政情報

こんばんは。西郷宗範です。

きょうは三春町4丁目から大津町1丁目地先（海辺つり公園から大津漁港）に至る護岸が高潮対策護岸へと改修され、完成した見学会でした。

地元町内会長と地元議員に対して事業概要の説明や護岸の見学が行われました。

以前の護岸は整備から50年近く経過し、老朽化などにより、内部の土砂が吸いだされることで道路が陥没したりと災害が起きていました。

台風時などは高潮による越波や、背後の道路の冠水などもあり、周辺商業施設などへの影響も多々ありました。

今回、このような高潮による越波災害の防御と等級化した護岸の改良を目的として高潮対策護岸が整備されました。

今回の護岸は直立消波ブロック式+パラペット後退型護岸という構造形式で、特殊な形をしているコンクリートブロックが積み上げられ、堤体とすることで、護岸内部に空洞を作り、反射波や越波を抑えることができる賞は機能を有しています。

防御高もこれまでの+3.5ｍから+6.0～6.1ｍとなり、越波の可能性は限りなく低くなりました。

これで、この地区の安全・安心は守られるようになります。

供用開始は5月10日からとのことです。

この護岸は1万ｍプロムナードの一部としての遊歩道となりますので、原則日の出から日貿妻での開放とし、釣りやスケートボード、バイク、自転車等の乗り入れを禁止しています。

他にも禁止事項がありますのでご注意ください。

なお、釣りに関しては漁業権が設定されている区間であり、海辺つり公園と大津漁港の堤防に関しては釣りが可能なことから、この区間は禁止となっていますので行わないようよろしくお願いします。