2024
08.06

広域水道常任委員会県内調査

お知らせ, 議会活動


こんばんは。西郷宗範です。

きょうは神奈川県内広域水道企業団の広域水道常任委員会の県内調査で、企業団が運営する社家取水管理事務所と広域水質管理センター、および綾瀬浄水場を視察しました。

神奈川県内広域水道企業団は神奈川県、横浜市、川崎市、および横須賀市から議員が選出されており、今期は私が横須賀市の代表として議員に選出されています。

現在、企業団では水道システムの再構築を進めており、上記4自治体と企業団の4事業者は水質管理などでも無駄を省き、広域水質管理センターで一括に調査するなど削減努力を進めてきました。

5事業者の水需要実績は、平成4年度をピークとして減少に転じ、以降緩やかな減少傾向で推移しています。

今後施設の統廃合を行い、施設整備完了となる令和37年度まで、水需要の見通しは、人口減少などの影響により、更なる減少が継続するものと見込まれています。

今後の水需要の減少や効率的な施設更新を踏まえて、現在の11の浄水場を8浄水場へ集約する方向で5事業者で協力しています。

これによる削減効果は、施設整備費の削減や維持管理費の削減、CO2排出量の削減などにも効果があります。

さらに、現在の社家の取水場より上流から取水することにより、更なる効果が期待できます。
















綾瀬浄水場は、下流にある寒川浄水場などの廃止に伴い、増強することになりますが、敷地内には増強のための土地も用意されており、準備も万全といえます。

現在、横須賀市の水道料金も値上げ傾向で推移していますが、こうした取り組みにより、現状維持または値下げなどにもつながる可能性があります。

企業団議員として、きょうの視察を踏まえ、今後の議会に役立つよう学んでいこうと思います。

西郷宗範
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