12.05
かながわ救急相談センター(#7119)
こんばんは。西郷宗範です。
先日、茨城県で、救急車で運ばれながらも、緊急性はないと診断された患者から“選定療養費”を徴収するというニュースがあり、救急車の有料化ということで話題になっていました。
救急車が無料のタクシー替わりになっているという話は、茨城県に限らず、全国で深刻な問題です。
実際、救急車1台の出動単価は1回あたり4万5千円といわれており、不要な救急車の要請により、重篤な症状の患者さんが後回しになってしまうということもあるようです。
神奈川県ではこうした事態を防ぐため11月1日からかながわ救急相談センター(#7119)を設置しました。
#7119は、急なけがや病気の際に、今すぐに受診すべきか救急車を呼ぶべきか、救急受診できる病院・診療所があるかなど、24時間・365日電話で相談することができるサービスです。
急な病気やケガをしたときに、「救急車を呼んだ方がいいのか」、「今すぐ病院に行った方が良いのか」などで迷った際に、電話でアドバイスを受けることができるため、不要な救急車の要請も防ぐことができます。
24時間365日(年中無休)利用できるので、急な病気やけがの際には、一度相談した脳が良いでしょう。
救急相談は、看護師が傷病者の状況を聞き取り、「緊急性のある症状なのか」や「すぐに病院を受診する必要性があるか」等を判断します。
相談内容から緊急性が高いと判断した場合には、救急車の要請を、緊急性が高くないと判断した場合には、受診のタイミングをアドバイスします。
また、相談員が、現在受診可能な医療機関を案内してくれます。
ご利用方法は、
(1)#(シャープ)7119へ電話する。
(直通ダイヤルの場合は045-232-7119または045-523-7119)
(2)自動音声案内で、(1)救急医療相談、(2)医療機関案内を選択する。
※一部地域では、本県の#7119相談窓口につながらない場合がありますので、その際は直通ダイヤルにおかけください。
※聴覚障がいをお持ちの方は、FAXにより医療機関案内がご利用できます。
FAX:045-242-3808(医療機関案内のみ利用可能です)
ぜひご利用ください。