01.24
スポーツ振興に関する研修会
こんばんは。西郷宗範です。
きょうはかながわ自民党市町村議員協議会の研修会へ参加してきました。
会場は日産スタジアム…
テーマは「スポーツ振興に関する研修会」~2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け~です。
講師には公益財団法人日本サッカー協会最高顧問「小倉純二」日産スタジアム名誉場長をお迎えしました。
2002年に開催されたFIFAワールドカップを例にとり、テロ対策についてのお話…
当時はイギリスのフーリガンが全盛期…
イギリスは約1000人のフーリガンのパスポートを没収し、日本への渡航を禁止したそうです。
そうすると開催国の対策はもちろんのこと、参加国の協力も必要ということかもしれません。
実はスポーツ競技の加盟国・地域ではサッカーがダントツに多いそうです。
FIFAの加盟国は211カ国…
2019年に日本で開催されるラグビーは115カ国、野球は137カ国、オリンピックでもリオの時点で206カ国ですからやはり多いですね。
その点ではFIFAワールドカップというのは参考になるのかもしれません。
FIFAワールドカップも2026年からは出場枠が32カ国から48カ国へ増えることが評議員会で決定されたそうです。
地域による出場枠の格差が少しは解消されそうです。
また、FIFA理事の経験から国際協会に理事等の発言できる役職の人を送っていないと、不利なルールを容認しなければならない場合もあるとのことです。
実際、ヨーロッパなどの理事は数ヶ国語の言語がしゃべれる人が多く、リアルタイムで話を理解するため、激論になって通訳を介すことが出来なくても理解して渡り合う強みがあるそうです。
やはりスポーツでも上を目指すのであれば言語の習得は重要なのですね。
前回のワールドカップは日韓共催だったこともあり、日本単独で再度ワールドカップを誘致したいという動きもあるそうです。
しかし、出場枠が48に増えることもあり会場は16か所は必要になってくるうえ、決勝戦の会場規模も8万人収容へと増加しています。
日産スタジアムは7万人収容…
アジア圏でも8万人収容できるスタジアムは中国にある程度だそうです。
講演後も様々な質疑がされていました。
つづいては日産スタジアムの概要の説明を受け、施設の視察へ…
日産スタジアムは2019年のラグビーワールドカップで決勝戦が予定されていますが、サッカーとラグビーのワールドカップの決勝戦会場となったのはフランスのサンドニスタジアムに次いで2例目だとか…
2020年の五輪で決勝が行われると世界初の3種の決勝会場となります。
スタジアムツアーも行われているそうですが、なかなか見れないスタジアムの裏側…
いろいろ見れたのはうれしかったです。
きょうはサッカー協会顧問としても勉強になった1日でした。