2018
05.01
05.01
待機児童の定義が変わったが
こんにちは。西郷宗範です。
横須賀市の平成29年度の4月1日現在の待機児童数は12人…
これは平成29年3月31日付の通知で保育所利用待機児童の定義が変わり、今年度の待機児童数は37人とまりました。
定義が変わったのはカウント方法が全国で統一されていないことや、カウント方法で実態よりも少なく報告されている問題が頻発したことで、全国統一が図られたためです。
新しい定義では、保育園に預けられずに親が育休を延長したケースの場合、復職の意思を確認する条件で、すべて待機児童として数えることになりました。
これにより、親が育児休業中の場合は復職の意思を確認することになりましたが、兄弟が同じ園に入りたいなどの私的理由による待機や求職活動の休止については、自治体の聞き取り調査で判断することとなったため、まだ把握しきれていない部分もあるかもしれません。
一方で市内の保育施設・事業所の空き状況は4月現在162人分あります。
地域や年代の差はあるものの十分な空きがあるともいえます。
実際、私が持っている資料には企業主導型保育園などは入っていないため、さらに多くの空きがあるとも言えます。
企業主導型保育園は、会社が提携すれば優先枠として入園できますし、殆どが地域枠なども設定しているため一般の人も利用できます。
また、国により一定の保育料が定められているため、一定の所得以上の人はかえって企業主導型のほうが保育料が安く済むというメリットも…
今後どのように推移していくかというところも見なくてはなりませんが、場合によっては市が計画するこども園の必要性についても考えなければならないかもしれません。
西郷宗範
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