06.14
教育福祉常任委員会所管事務調査
こんにちは。西郷宗範です。
昨日は教育福祉常任委員会の所管事務調査で市内の所管する施設の視察を行いました。
今回視察を行ったのは横須賀市立うわまち病院NICU、同病児・病後児保育センター、横須賀市健康安全科学センターの3か所です。
NICUとは新生児集中治療室のことで、早産で生まれた新生児や先天性疾患をもつ新生児などが入院しています。
上町病院の小児科の歴史は浅く、平成14年に小児科医2人体制でスタートし、18年には24時間365日体制開始、平成20年に小児医療センターを設置し、NICUは平成22年に施設基準を取得しました。
さらに平成24年には3床だったNICUを6床に増床しました。
平成25年には救命救急センター指定を受け、平成26年には地域周産期母子医療センターに認定されました。
また、平成26年にはGCU(新生児治療回復治療室)7床も設置されています。
説明は小児医療センター長がしてくれましたが、その内容の濃さ…
小児科医は増えているが、若くして開業してしまう人などが多いこともあり小児科標榜病院が減少してしまい、病院小児科の不足が深刻になってきているとも言っていました。
そういった中でのうわまち病院のNICUの機能は本市にとっては重要です。
NICUはドラマ「コウノドリ」などで見るくらいで実際に入ったのは初めてでした。
続いて、病児・病後児保育センターです。
病気・病気の回復期に、集団生活が困難な状態の生後3か月から小学校6年生までの児童を一時的に預かる施設です。
うわまち病院の医師公社の2階にあり、平成15年に開設されました。
医師公社とはいってもかなり歴史を感じる公団住宅の2室をつなげた作りで、病児と病後児を分けて管理しています。
年間400人近い利用者があり、こちらも重要な施設でした。
そして、最後に横須賀市健康安全科学センターです。
こちらの施設は以前から視察したかった施設…
昭和41年に開設された衛生試験所を前身として平成18年に開設されました。
保健所をはじめとする庁内各部局及び市民・事業者から依頼された微生物学的検査、臨床検査、食品家庭用品等検査、大気・水質・廃棄物と検査等を実施しています。
かなり高度な分析もされているようで、その内容は多岐にわたります。
こちらの施設は一般の見学も受け付けているということなので、興味のある方はぜひ…
今回の所管事務調査はかなり内容の濃いものとなりました。