10.05
銚子スポーツセンター
こんばんは。西郷宗範です。
昨日は会派有志で銚子スポーツセンターの視察へ…
銚子市ではスポーツ合宿誘致を核とした「スポーツタウン」プランディング事業を行い、移住・定住に結ぶつける事業を行っています。
拠点となるのは廃校となり10年ほど放置されていた旧市立銚子西高校です。
宿泊収容人数は152名(一部屋8名利用時)…
野球場1面とサブグラウンド1面、3回構造の体育館を備えています。
利根川をはさんだ北側の茨城県がサッカー合宿が多いことから、野球を中心とした合宿お誘致を行っています。
といっても、他のスポーツなどの合宿ができないわけではなく、サッカーゴールも用意されていますし、体育館には体操用のマットや鉄棒なども用意されており、壁面にガラスを張った部屋もあることからダンスなどの合宿も可能です。
施設的には素晴らしい施設です。
スポーツタウンを目指す経緯としては、元ロッテオリオンズの木樽正明氏が銚子行政アドバイザーに就任し、「野球のまち銚子」の復活を掲げたことに始まります。
木樽氏とスポーツによる地域活性化を掲げるNPO法人銚子スポーツコミュニティーの理事長と意気投合し、廃校を活用したスポーツタウン構想を銚子市に提案しました。
しかし、市からの回答は、公の施設として市が整備することは困難であり、市の支援策としては土地や建物の無償貸与を検討することでした。
また、施設の哀愁は原則として借主であるNPOが実施するというものでした。
ただし、市は国や県の支援支援制度を積極的に活用するとしてくれました。
これにより、このスポーツタウン構想がスタート…
施設の備品等はクラウドファンディングを利用し、1千万円以上を集めています。
地元金融機関も融資してくれたことにより、この施設が昨年完成しました。
野球合宿はなかなか場所がないということで、野球に着目したこの事業は、かなり、注目できそうです。
廃校を利用した事業は全国に色々とありますが、今後、本市の廃校も利用し、このような施設を整備していきたいところです。