11.05
横須賀凄いぞ2
こんばんは。西郷宗範です。
昨日に続き、先週の金曜日の市内視察です。
二か所目は独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(NISE)です。
この施設はわが国唯一の特別支援教育のナショナルセンターだそうです。
生涯のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた取り組みを支援するために、適切な指導や支援を行うための研究や研修などを行っています。
昭和46年に設置されたということですから、すでに50年近い歴史があります。
以前、ウェルシティで行ったフェスタには行ったことがありますが、実際の施設で見るものは驚きがあります。
あらゆる障がいに対応する様々な教育支援教材などが展示されていました。
図書室には10万冊の蔵書があり、そのうち特別支援に関するものが7万冊、研究実践報告が3万冊という割合だそうです。
また、この施設で行う研修では研修成果報告書を最後に書くそうですが、そうした報告書も蔵書されています。
最近ではユニバーサルデザイン図書なども加わっているそうです。
この蔵書は事前に申し込みをすれば誰でも見れるそうです。
蔵書についてはオーパックで確認することができます。
最近はインクルーシブ教育システム(障がいのある者と障がいのない者がともに学ぶ仕組み)が普及しており、これについても研究されています。
また、ここで行われている研修内容はインターネットによる講義で視聴もできるそうです。
視聴には登録が必要ですが、学校教育に関わる人だけではなく、保護者や福祉・医療事業者などでも登録できるそうですので、興味のある方はぜひご覧ください。
こうした施設が横須賀にあるということは市民でも知っている人は少ないのではないかと思います。
横須賀で研究されたことが日本中で応用されているということを改めて認識しました。
続きはまた明日投稿します。