02.28
新型コロナウイルス感染防止に対する市立学校への対応について
こんばんは。西郷宗範です。
昨日の総理会見により、きょうは朝から教育委員会は対応に追われ大変だったようです。
本日の本会議の冒頭に市長、教育長から対応に対する説明もありました。
そして、先ほど書面による対応についての報告がありましたので共有したいと思います。
新型コロナウイルス感染防止に対する市立学校の対応について
新型コロナウイルス感染が拡大している状況を踏まえ、感染防止に対する対応として市立学校に次のとおり通知しましたので、報告します。
1 臨時休校期間は、3月3日(火曜日)から学年末休校の開始日の前日までの間とする。
3月2日(月曜日)は午前中のみとし、ホームルーム等を実施し、休校期間について連絡等を行う。
なお、3月2日以降の小学校等の給食は実施しない。
2 卒業証書授与式は予定通りの日程で、規模を縮小して、卒業生と教職員のみの参加で行う。
本市内で発症者が確認された場合は延期等の対応をする。
なお、横須賀総合高等学校の卒業証書授与式については、3月2日(月曜日)に規模を縮小して実施する。
3 小学生に対して、小学校の校庭を遊び場として、時間を制限して開放する。
中学校ではこうした対応は行わない。
中学校の部活動もすべて中止する。
4 学校内に設置された放課後学童クラブについては、別途事業者が対応する。
ということです。
また、市長からも併せてメッセージも出されています。
市長メッセージ(令和2年2月28日)
市民の皆さんへ
全国的に新型コロナウイルス感染症が多発しています。市民の皆さんとともに力を合わせて乗り越えなくてはなりません。
まず、私たち一人一人が感染予防対策を行いましょう。具体的には、手洗いやマスク、咳エチケットの励行、人ごみに行かないということです。
人ごみをつくらないように、横須賀市では6月までのイベントを中止としました。国全体でも、大きなコンサートやプロスポーツが中止となっています。
また同様の趣旨で、混んでいる電車に乗らないために時差出勤なども行ってください。
昨日、安倍晋三首相から新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで、臨時休校を行うよう要請がありました。
横須賀市では、この要請を受け、3月2日までに保護者への通知など、万全の体制を整え、3月3日から市立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について臨時休校を行うこととしました。
保護者の皆様におかれましては、子どもたちを守るための取組みとして御理解をいただき、御協力くださいますようお願いいたします。
学校が休校となり、子どもたちは各家庭等で過ごすことになります。
町内会、民生委員・地区社会福祉協議会をはじめ、地域の皆様におかれましては、地域での子どもたちの見守りについて是非ともお力を貸していただくよう切にお願いするものです。加えて、独居高齢者等への福祉サービスの提供が滞ってないかなどについても、見守っていただき、必要があれば市役所へつないでいただきますようお願いいたします。
市内の中小企業の皆様におかれましても、とても厳しい状況になっていると思います。
今は、ヒト・モノ・カネが動かない、動かせない時期ですので、市民・国民が一丸となって、一日も早く流行を終息させ、普通の状態に戻すことが最も重要なことと考えています。
この大変な経済状況の中で、市内の2つの信用金庫に緊急融資のお願いをしたところです。
この危機的な状況を何とか乗り切ってください。
私たちは今、未知なものに対しています。そのため、対応も「これまで経験したことがない」ということになることもあります。学校の一斉休校はその一例です。
繰り返しになりますが、新型コロナウイルスの感染を抑制できるか、今が正念場です。降り止まない雨も明けない夜もありません。このような状況だからこそ、皆で力を合わせて、我が横須賀の総力を挙げて、乗り越えましょう。
皆さんのご理解とご協力をいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
上記2つについては、横須賀市ホームページトップページからご覧いただけます。