05.08
市長メッセージ(2020年5月7日)
こんばんは。西郷宗範です。
昨日、市長メッセージが公開されました。
今回のメッセージは臨時休校が長期化し、今後の子どもたちの学習などについてのメッセージとなっています。
先日、投稿させていただいた「家庭学習応援コーナー」についてもコメントされています。
ぜひご覧ください。
市長メッセージ(2020年5月7日)
皆さんに我慢とご不便をおかけした大型連休が終了し、児童生徒の皆さんは、本来ならば本格的に始まる授業や部活動などに期待をふくらませて登校する時期でありますが、国の緊急事態宣言が延長され、それに伴い、市立学校の臨時休校措置も5月31日まで延長することが決まりました。
これにより、臨時休校期間も2か月を超え、授業ができない状況がさらに続いていくことを憂慮しているところです。
臨時休校の延長に伴い、市立学校においては、授業再開を見据え、各学校から様々な家庭学習の課題が提供されると聞いていますが、この度、教育委員会では、各学校の取り組みを支援するため、教育委員会のホームページに「家庭学習応援コーナー」を新たに設けました。
学年別、教科別に参考となるサイトへの接続ができる仕組みとなっており、各学校から出される課題と、このオンライン教材を組み合わせることで、効果的な家庭学習が期待できます。
児童生徒の皆さんには、この臨時休校期間中は、是非、こうしたオンライン教材を活用していただきたいと思います。
一方、ご家庭にインターネット環境がない方については、学校のパソコン教室の活用など、ご覧いただける方策を検討しております。
保護者の皆様におかれましては、これらを有効活用することで、お子さんの家庭学習を進めていただくようお願いします。
その他、臨時休校中の対応として、中高生の学習の場を確保するため、市立図書館の学習室の開放、また、健康維持のため、小学校の校庭開放や中高生向けに運動公園の開放も行ってまいります。
外出自粛が継続されることで、学校に行くことができないだけでなく、友だちに会うこともできない状況が続いていますが、決して悲観することなく、こういう時だからこそ、大きな視点で現在の状況について自分なりにどう感じていて、今後どうするべきか、自らに再度問うてみる思索の場とすることも重要ではないかと思います。
未来を切り拓くのは若い力と勇気です。
現在の苦しい状況に背を向けず、将来を見据えて今できることを前向きに行いましょう。
将来に向けて、皆さんにとって大きな糧となると信じます。
横須賀市長 上地克明