12.12
浦賀レンガドックの寄付
こんにちは。西郷宗範です。
昨日、横須賀市にとってうれしいニュースが…
浦賀レンガドック周辺の土地を住友重機械工業株式会社さんから寄付を受けることとなりました。
浦賀レンガドックの保存は横須賀市としても重要な資産です。
これまで以上にレンガドックを活用した浦賀の活性化が見えてきそうです。
今年は浦賀奉行所開設300周年…
新型コロナウイルス感染症の影響により、記念式典やイベント等は無くなってしまいましたが、浦賀にとって、横須賀市にとってとても素晴らしいクリスマスプレゼントです。
この件について上地市長がメッセージを配信しましたのでご覧ください。
市長メッセージ(2020年12月11日)
横須賀市長の上地克明です。
本日は、横須賀市にとって、とても大きなクリスマスプレゼントが届きましたのでご報告させていただきます。
それは、この度、浦賀レンガドックおよびその周辺部の一部の土地につきまして、住友重機械工業さんからご寄附をいただくこととなったことです。
思い返しますと、市長就任間もない平成29年第3回定例会において、浦賀のまちづくりに対する考え方を問われた際に、浦賀ドックの活用は重要だが、まずは何よりも、住友重機械工業さんとの信頼関係の構築が重要であると答弁いたしました。
それはこれまでの間、浦賀ドックの土地活用について、浦賀国際文化村構想や浦賀港周辺地区再整備計画など、行政が様々な計画を、主導的に行ってきたことに疑問を持っていたからです。
その日の夜のことでした。住友重機械工業さんから、当時の別川社長との面会の日程調整のお話をいただきました。
この時は本当にうれしく、別川社長、そして、住友重機械工業さんの動きの早さに感動したことを、昨日のことのように覚えています。
これを契機に、お付き合いが始まり、多くの交流を続ける中で、種々の計画等を白紙に戻すとともに、レンガドックの歴史的価値を考慮し、是非、後世に残していただきたいと伝えてまいりました。
そして図らずも、今日、私たちの強い想いが届き、このような大きな成果に繋がりました。
住友重機械工業の別川会長、下村社長をはじめ、調整にご尽力いただいた社員の皆さま、関係者の皆さまへ、改めて、心からの敬意と感謝を表したいと存じます。
今後は、令和3年3月末の寄附締結を目標に、契約に係る手続き等について調整を進めてまいります。
この貴重な財産を、浦賀の皆さんのみならず、横須賀市民に愛され、全国に誇れるような施設となるよう、活用方法の検討を早急に進めたいと思います。
今はもはや、医療崩壊の一歩手前ともいわれる非常に厳しい状況ではありますが、年の瀬に大変明るいニュースを皆さんにお知らせすることができ、本当にうれしく思っています。
こうした中、再三申し上げるのは大変に憚れるのですが、市民の皆さんにおかれましては、もうしばらくはこの厳しい状況を何とか耐え忍んでいただき、しっかりとした感染予防対策の徹底、手洗い・マスク等をよろしくお願いいたします。
何卒、よろしくお願いいたします。
横須賀市長 上地克明