02.03
妊婦さんを家庭内感染から守りましょう
こんにちは。西郷宗範です。
昨日、緊急事態宣言が延長され、3月7日までのさらなる感染防止の徹底が必要となりました。
自分が感染することを防止するだけではなく、自分が無症状感染者だと思って行動することで、身近な人への感染を防ぐことができます。
家庭内でもマスクをつけるなど、家庭内感染のリスクも考える必要があるでしょう。
今回の市長メッセージは家庭内感染の防止のお願いです。
新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(2021年2月3日)
本日は、新型コロナの家庭内感染の防止のお願いについてお伝えをいたします。
現在、市内の新規感染者の半数以上が家庭内感染からであり、肺炎にかかった場合に重症化するリスクが高い年配者や基礎疾患を持つ方、妊婦さんへの感染対策が課題となっています。
特に最近は、家庭内で濃厚接触者になる妊婦さんが増加傾向にあります。妊婦さんが濃厚接触者になると、14日間の健康観察をお願いしておりますが、この期間に出産を迎える場合、感染予防のため新型コロナウイルスの感染者と同じ対応が求められています。
具体的には、希望する病院や自然分娩でのお産ができないことや、出産後も健康観察期間が終了するまでは赤ちゃんと一緒に過ごすことができません。これらのことは育児不安や母子の愛着形成に影響を及ぼす可能性があり、妊産婦さんや赤ちゃんの心と身体に、大きな負担を強いてしまうことになります。
市民の皆さんには、何卒ご理解をお願いし、妊婦さんやお腹にいる赤ちゃんの健康を特に気をかけていただき、守っていただきたいと思います。
ところで一昨日、横須賀市から県への報告の不備により、コロナで自宅療養中のお二人の方に、療養期間中の食事が届いていなかったことが判明いたしました。報告漏れが発生した1月15日は、新規感染者数がピークを迎え保健所内が最も多忙を極めていた時期ではあるのですが、療養者の方の命に関わることであり、大変申し訳なく思っております。速やかに再発防止策の検討を指示し、どのような状況下でも複数の職員で内容を確認しあうなど、このようなことが2度と起きぬように徹底した対策を実施することといたしました。
改めましてお二人には、この場をお借りいたしまして深くお詫び申し上げますとともに、市民の皆さんには多大なご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
さて、1月7日発令された緊急事態宣言から、1月が経とうとしていますが、本市においても1月末から感染者数の減少がみられるようになり、これもひとえに市民の皆さんや事業所の皆さんのご協力のおかげと大変感謝をしております。
昨日、緊急事態宣言が延長され、市民の皆さんには引き続きご不便をおかけしますが、私は、必ずやこの危機を乗り越えられると確信しております。どうぞ改めて、手洗い、マスクの励行や不要不急の外出を控えるなどの感染対策の徹底を、何卒、よろしくお願いいたします。
横須賀市長 上地克明