03.17
市長メッセージ(2021年3月16日)
こんにちは。西郷宗範です。
昨日、上地市長からメッセージが発せられました。
内容は市民病院呼吸器内科の診療体制についてです。
いいニュースではないですが、市民にとってマイナスの内容でも、しっかりと自分の口で伝えていくという上地市長の姿勢がうかがえます。
また、このことを糧に、しっかりと対策を考えていくという姿勢も感じられます。
ぜひご覧ください。
新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(2021年3月16日)
本日は、4月からの市民病院呼吸器内科の診療体制についてお伝えいたします。
昨年12月、市民病院の指定管理者から横須賀市に対し、横浜市立大学からの常勤医師の派遣が令和3年3月末で終了し、市民病院における常勤医師の確保が困難になるとの説明がありました。
横須賀市は、指定管理者に対して医師の確保に向けた対応を強く求め、指定管理者もギリギリまで様々な交渉を続けましたが、残念ながら、常勤医師の確保に至ることはできませんでした。
この結果、令和3年4月からは、呼吸器内科の入院診療は当分の間休止とし、外来診療は非常勤医師により、週3日の診療に縮小せざるをえない状況となってしまいました。
今まで呼吸器内科に入院、または通院されている患者の方々には、すでに担当医よりご説明をさせていただき、市内医療機関やクリニックのご協力のもと、転院等の手続きを行っておりますが、市民の皆さんをはじめ、医療機関やクリニックの皆さんには、大変なご負担をおかけすることになり、市民病院の設置者として本当に申し訳なく思っております。
今後、横須賀市としては、1日も早く新たな医師を確保し、呼吸器内科の診療体制を元の通りに回復できるよう、指定管理者とともに、あらゆる取り組みを行ってまいります。
なお、新型コロナウイルス感染症の診療体制につきましては、従来から呼吸器内科に頼ることなく診療を行っておりまして、今後も引き続き現在の体制を維持いたしますので、ご安心をいただきたいと思います。
改めまして市民の皆様には、多大なご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
さて、緊急事態宣言は継続しておりますが、本市については2月中旬から感染者数が10人を切る日が続き、明らかに感染の落ち着きが見られます。
これもひとえに市民の皆さんや事業所の皆さんのご協力のおかげであると、大変感謝をしております。
これから、卒業、卒園、入学、就職と、新しい生活が始まり、人の行き来も多くなってくることが予想されます。
市民の皆さんには引き続きご不便をおかけしますが、どうぞ改めて、手洗い、マスクの励行や不要不急の外出を控えるなどの感染対策の徹底を、何卒、よろしくお願いいたします。
横須賀市長 上地克明