01.16
あまりにもお粗末な
こんばんは。西郷宗範です。
昨晩から本日未明にかけて、トンガ沖の火山噴火に伴い気象庁が発表した津波注意報について、緊急速報メールを何度も配信されました。
その数600回だそうです。
さすがの私も、いったん緊急速報メールの設定を音が鳴らないように設定し直しましたが、設定を直せない方は、一晩中、緊急速報メールがなり続いたのではないでしょうか。
原因はプログラムの設定ミスだったそうです。
本来は、
1、津波警報発表時は気象庁から緊急速報メールを配信
2、津波警報から注意報に切り替わった段階で緊急速報メールを県が配信
というもののはずが、
1、津波注意報が発表された段階で緊急速報メールを県が配信
2、本県以外の津波情報が更新される毎に緊急速報メールを県が配信
となっていたそうです。
すでにプログラムは改修されているそうですが、あまりにもお粗末な結果です。
私のように一時的に音が鳴らないようにしたり、場合によっては解除してしまった人もいるかもしれません。
そんな時に他の災害が起これば、避難を遅れさせてしまったり、被災してしまったりすることに繋がってしまいます。
まさにオオカミ少年の話になってしまうところです。
このようなミスは行政にはあってはならないことです。
県はしっかりと反省し、システムの再チェックなどをしてもらいたいですね。
すでに私も設定を戻していますが、緊急速報メールの設定を変更した方は必ず戻すようにお願いします。
気象庁は海面変動といっていますが、実際、地震以外の津波というのは巨大化することもあり恐ろしいものです。
過去には隕石の落下や地滑り、氷河の崩落などにより100mを超える津波も何度か起こっています。
油断することなく警報が発報されたときは速やかに逃げるようにしてください。
すでに津波注意報は解除されていますが、同様の事象が起きた際には遠くのこととは考えず、ニュースなどを確認しながら対応するようお願いします。