2022
11.11
11.11
ティボディエ邸に小栗のねじがやってくる!
こんばんは。西郷宗範です。
ペリーの黒船来航から7年後の1860年、小栗上野介忠順は遣米使節として渡米しました。
欧米の工業技術の差を目の当たりにし、驚嘆した小栗は、日本の技術発展への思いを強くして、米国から「ねじ」を持ち帰り、近代化への投資として製鉄所の建設を幕府に進言しました。
その後、小栗はフランス人技師ヴェルニーを首長に任命し、横須賀製鉄所の建設が始まりました。
横須賀製鉄所の建設は日本の近代国家としての発展に大きな役割を果たしました。
小栗が持ち帰った「ねじ」は、群馬県高崎市にある小栗上野介の寺 東善寺に展示されていますが、東善寺様のご協力のもと、小栗が持ち帰った「ねじ」の実物を期間限定でティボディエ邸で展示します。
「よこすかルートミュージアム」の周遊拠点であるティボディエ邸で、日本の産業の発展の原点である「ねじ」をご覧いただきながら、横須賀の産業遺産をぜひご覧ください。
展示期間は、11月11日(金)から12月7日(水)までです。
西郷宗範
最後までお読みいただきありがとうございます。 ぜひ下の横須賀情報のボタンをクリックしてください。