さいたまスポーツコミッション
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは新政会の総務常任委員会担当の3議員でさいたまスポーツコミッションの視察に行ってきました。
さいたま市は2001年に浦和市、大宮市、与野市が合併し、さらに2005年には岩槻市と合併し125万人都市となりました。
さいたま市といえば浦和レッドダイヤモンズと大宮アルディージャのJ1チームが2チームもある都市…
さいたまダービーは常に4万人以上の観客が訪れる好カードです。
そんなさいたま市ではスポーツ振興及びスポーツを活用した総合的なまちづくりを目指して、スポーツ政策に力を入れています。
2010年4月に政令市初のスポーツ振興まちづくり条例を施行し、翌2011年7月にはスポーツ振興まちづくり計画を策定、そして10月に日本初の本格的スポーツコミッションを設立しました。
さいたまスポーツコミッションでは、スポーツのイベントや各種大会の誘致、新たなイベントの創造・開催、スポーツイベントや各種大会の支援などを行っており、さいたま市を訪れる明確な理由の創造という、いわば攻めの観光誘致を行っています。
特に自然・都市環境を生かしたエコロジカルスポーツ(マラソン・サイクリングなど)に力を入れているそうです。
特にこうしたエコロジカルスポーツはまち全体をスタジアムに変えることができるので、大きな施設がなくとも誘致できるという利点があります。
実はさいたま市は、昨年ツールドフランスの名を冠としたレース「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」を誘致しました。
こうした大きな大会を誘致できたのもトップセールスの賜物のようです。
横須賀市においても先日メリダ・ミヤタカップといった自転車レースが行われました。
サッカーにしてもサッカー協会が作った社会人チームが始動しましたし、津久井浜のウィンドサーフィンのワールドカップ誘致活動、また、今年の南関東総体(インターハイ)ではレスリング会場となるなどスポーツ振興が盛んになってきています。
本市にスポーツコミッションが即導入できるということではありませんが、こうした組織も必要なのではないかと感じます。
会派として今日の視察内容を整理しながら、今後の委員会に生かしていきたいと思います。