ヨコスカスリッパ
こんばんは。西郷宗範です。
立て続けに投稿です。
「ヨコスカスリッパ」というものが7月2日から7月6日までフランス・パリで開催されるジャパンエキスポに出展されるそうです。
ジャパンエキスポは2000年6月に日本の文化をテーマとしてフランス人の手によって企画され始まった博覧会です。
最近ではマンガ・アニメ・ゲームなどの同人誌やコスプレなども行われるようになり、日本でも報道される機会が増えた気がします。
2000年の来場者は3千人余り、それから毎年来場客を増やし昨年は23万人余りという成長ぶりを遂げているようです。
日本の伝統文化である書道・武道・茶道・折り紙などのいわゆるハイカルチャーが紹介されている一方で、マンガ・アニメ・ゲームといったサブカルチャーも紹介されていることから15歳から24歳までの来場者が約半数を占めるという興味深い部分があります。
今回ニュースになった「ヨコスカスリッパ」は明治時代から群馬県吾妻郡六合村(現中之条町)の地域で愛用され、同県の伝統工芸品に指定されているこんこん草履をアレンジしたものだそうです。
横須賀で布草履作家をされている市ノ瀬絵里子さんが商品名をヨコスカスリッパと改め出展するとのこと…
フランスにおける日本のサブカルチャー人気は注目していたところですが、どちらかというとハイカルチャーの草履がどのような反応をされるかは楽しみです。
色合いなどを見ていると入場者の半数を占める10代から20代の若者には人気が出るのではないかと期待するところです。
それよりもこうして横須賀の名前がフランスに知れ渡るというのはうれしいニュースですね。
フランスには姉妹都市であるブレスト市もありますし(パリからはちょっと遠いですが…)、こうした機会を通してフランスの観光客が横須賀にも訪れてくれるといいのですが…
楽しみですね~。