2015
07.14
07.14
綾瀬市土曜まなび場
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは会派で綾瀬市の土曜まなび場について視察を行いました。
綾瀬市では月2回の土曜日に家庭学習の習慣化をめざし土曜まなび場を開催しています。
現在市内6会場で開催し半数の会場は定員一杯になる状況となっています。
土曜まなび場はあくまでも子供たちを預ける場所ではなく自学自習を目指したもので、内容はやりたい学習のほか、読書タイムや体験学習を年間スケジュールの中行っています。
スタッフはまなび場マネージャー1名にまなび場コーディネーターが8名、学習サポーターが36名で行っています。
ちなみにコーディネーターは市内小学校教員経験者が協力してくれているそうです。
現在、公共施設を利用していることから地域的な隔たりなどがある事もありますが、今後は課題を解決しながら会場を増やしていきたいという話もありました。
学童保育との関係はどうかという質問をさせていただきましたが、学童保育の内容の中にも同様のものがあることから、現在学童保育と両立している児童はいないということでした。
横須賀市にそのまま持ってくるというのはなかなか難しいところはありますが、学力向上の手段として検討してみるところはありそうです。
ちなみに土曜まなび場を開始してから今年で4年目を迎えますが、児童の学習意識は確実に向上しているそうです。
数字的には、家庭学習をほとんどしていなかった子が17%から3%に減少…
1時間以上の家庭学習をしていた子供が18%から60%に上昇したそうです。
なにしろ教育委員会が携わってのこうした事業は、増やしていく必要性があると思われます。
西郷宗範
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