10.13
帆船「日本丸」が久里浜港にやってくる
こんばんは。西郷宗範です。
10月15日(木)から19日(月)の間、久里浜港に日本丸がやってきます。
別な意味で話題になってしまいましたが、こちらも横須賀港開港150周年記念事業・横須賀製鉄所(造船所)創設150周年記念です。
今回は先月の寄港とは違い船内の一般開放なども行われます。
みなとみらいにある初代日本丸は見たことがあっても就航中の日本丸Ⅱ世の中を見るのはめったにないチャンス…
この機会に見るしかないですね。
船内一般開放日は10月18日(日)の9時から11時30分までと13時から16時までです。(乗船受付は終了の30分前まで)
また、10月17日(土)13時から16時はセイルドリルも行われます。
セイルドリルとは、日本丸の乗船する実習生が、合計36枚の帆(セイル)を張り、畳む訓練を行うもので、通常は洋上で行われるのでめったに見ることはできません。
36枚の帆が開かれた状態は見ごたえがありそうです。
ちなみに、横浜の初代日本丸は29枚…
年に12回総帆展帆が行われます。
見たことがある方はその枚数の違いに圧倒されるのではないでしょうか。
セイルドリルと併せて消防団音楽隊のブラスバンド演奏も行われます。
そして、10月19日の出航時には登檣礼も行われます。
帆船が出航時に、乗員がマストやヤードに登り、帽子を振る風景をテレビなどで見たことはありませんか?
登檣礼とはこのことで帆船の最高の儀礼だそうです。
出航時には陸上自衛隊久里浜駐屯地所属隊員による久里浜太鼓で送られます。
もちろん停泊中の日没から22時まではイルミネーションも行われます。
横須賀港開港150周年記念事業・横須賀製鉄所(造船所)創設150周年記念に花を添えてくれた日本丸に敬意をこめて一般開放などを楽しませてもらいたいと思います。