11.09
三浦横須賀地区農業委員会連合会視察研修会
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは三浦横須賀地区農業委員会連合会視察研修会で海老名市にある神奈川県立かながわ農業アカデミーへ…
横須賀市、三浦市、葉山町の農業委員会が合同で年1回の研修会の実施です。
かながわ農業アカデミーは昭和18年に食糧増産のため中堅人物の育成を目的として神奈川県立修練農場として発足しました。
この11月で72年周年を迎える歴史のある組織です。
他県では農業大学校というケースが多いそうですが、神奈川県では昭和46年に神奈川県立農業大学校として再編しましたが、平成8年に農業の技術革新・情報化・国際化などに対応できる農業後継者の育成を目的として現在の神奈川県立農業アカデミーに改称しています。
ちなみにこうした施設は各都道府県にあるのではなく、47都道府県中42都道府県が設置して言います。
その他私立の施設も5校あるので数字的には47校あるということです。
コースは2つあり高卒程度の学力を有する人が入学できる生産技術科(2年)と20歳以上であれば入学ができる技術専修科(1年)の2コース…
卒業後の進路は就農者が約6割、農業関連企業や農業団体などで約2割となっており、就農率は継続研修を希望する人を含めれば7割と他県に比べても就農率が多いそうです。
就農者のうちでも自家就農(いわゆる農家の跡取りとして農業に就く人)は5割、就農就職が4割となっており、1割が新規参入となっています。
最近は農業参入する法人等も多いのだそうです。
農業参入する場合の課題は農地確保…
横須賀などは空き農地が少ないため法人の農業参入や就農者の新規参入も難しいのが現状です。
それだけしっかりと農業を行っているということなのかもしれません。
きょうはお昼には学校の給食をいただきましたが、学校で生産されたレタスやキャベツが使われ、また肉も卒業生のところから購入しているのだそうです。
午後からは圃場の視察と学生たちの販売研修の視察と約2時間みっちりと視察しました。
横須賀の若き農業者も学生として販売研修を行っていました。
将来素晴らしい横須賀野菜を提供してほしいですね。
さて、明日は農業委員会総会、木曜は農業委員会大会と今週は農業委員会ウィークです。
しっかりと農業についても勉強しないと…