2016
01.17
01.17
第70回三浦半島県下駅伝競走大会
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは第70回三浦半島県下駅伝競走大会の開会式に出席しました。
三浦半島をほぼ1周するこの大会…
昭和22年から始まり、今年で70回を迎えます。
平成元年は昭和天皇崩御直後ということで中止、平成13年は大雪のため中止と2回の中止はありますが、これだけの歴史のある大会も少ないのではないかと思います。
そして、何より歴史を物語るのがこのカップと鎌倉彫の楯…
なんでも、優勝カップはデッカー大佐から寄贈されたものだそうです。
デッカー大佐は戦後の横須賀を日本復興のモデル都市として展開できるよう、学校、病院、協会などを設けました。
この優勝カップもそのような考えの中からのものなのかもしれません。
カップの表面には文字も刻まれています。
なんでも、最初の大会の際にはランニングシューズも横須賀市チームに寄贈してくれて、他のチームが地下足袋などで走っているときによこすかチームは今と変わらないスタイルで走ったという話でした。
この駅伝大会も日本復興の道しるべだったのかもしれませんね。
鎌倉彫の楯もとても大きく味わいのあるものです。
木が乾燥するなどしてヒビなどが入り、何度か修復もしているそうです。
この三浦半島県下駅伝競走大会の歴史とともにしっかりと次世代へ伝えていきたいカップと楯…
来年はぜひ皆さんにも沿道で声援を送ってもらいたい大会です。
西郷宗範
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