市制記念日
こんにちは。西郷宗範です。
きょう2月15日は横須賀市の市制記念日です。
先日の開国検定の出題範囲もこの市制制定までだったので、この時期の出来事などもかなり勉強させていただきました。
横須賀市は1907年(明治40年)2月15日に県内2番目の市として市制を施行しました。
当時の横須賀市は今の本庁地区のイメージです…
詳しく言うと、横須賀町(明治初期は逸見村と横須賀町)と豊島町(明治初期は不入斗村、佐野村、中里村、深田村、公郷村)が合併して横須賀市となりました。
その後、昭和8年に衣笠村と田浦町が合併…
昭和12年に久里浜村が合併…
昭和18年に浦賀町、北下浦町、武山村、大楠町、長井町が合併し、いまの市域ができています。
明治40年に横須賀市が市制を施行した時は、面積12.93㎢、戸数11433戸、人口62876人であり、初代市長鈴木忠兵衛氏でした。
余談ですが、市制施行前に横須賀町の初代町長も鈴木忠兵衛氏だったので同一人物だと思っていましたが、先日の開国検定の開設時に初代町長と初代市長は親子であったと解説があり、一緒に勉強していた仲間もびっくり…
確かに家督相続時に名前も継ぐ習慣は今でも一部では残っていますから、当時としては不思議ではないのですね。
こうして横須賀市が誕生したのです。
さて、昨日市民表彰式なども行われ、一部では市制記念日という意識はありますが、以前と違って学校も休みではなく、子どもたちの間でどれだけ市制記念日が理解されているのか…
先日の建国記念の日の新聞などでも、建国記念に触れているものはほぼなく、日本の歴史について希薄になっているのではという感覚を覚えました。
建国記念で言えば、今年は皇紀2676年…
世界でもこれだけ建国から続いている国はありません。
デンマークで約1000年、イギリスで約900年ということですから2倍以上の歴史を日本は持っています。
私も歴史はあまり得意な方ではありませんでしたが、やはり、自分の住む国や地域に対してはもう少し興味を持つ必要もあるかもしれません。
きょうはぜひ横須賀市について考えてみて欲しいと思います。