2016
05.26

会派視察(市川・舞鶴・松江)

お知らせ, 議会活動

こんにちは。西郷宗範です。

先日から会派視察で市川市、舞鶴市、松江市を視察してきました。

まずは市川市…

第一回定例会冒頭で補正したにもかかわらず後半で予算修正となった健康マイレージ…

市川市ではウェブを使った健康マイレージを平成26年から利用しています。

これがなんと藤枝市の利用しているシステムを改造し、リースしているパッケージ品だというのです。

横須賀市が求めていたような詳細にわたる管理までは内蔵されていませんが、健康を管理するには充分…

実際、バーチャルウォーキングなどもついており、市内の観光スポットなども紹介されているそうです。

スマホアプリはと質問しましたが、費用が莫大にかかるのでそこまでは行っていないということ…

本来的な考えではやはりそうですね。

ちなみに紙と併用しているのでパソコンを利用していない人でも景品の応募などはできるようです。

予算としては横須賀市が検討したアプリのランニングコストの半額以下…

当然リースなのでイニシャルコストもかかりません。

難点はやはり利用者が伸び悩んでいるということだそうです。

横須賀市において健康マイレージをやっていくのであればこれをこれを利用するのが最も近道かと思います。

ちなみに、帰りに議事堂を視察させていただきましたが、電子採決などもやっているようで議会としても参考になりそうでした。

続いて、二日目は舞鶴市…

市役所での視察研修前に海上自衛隊舞鶴地方総監部へ表敬訪問…

熊本地震での海上自衛隊の支援活動についてお話を伺うことができました。

海上からの支援が通常の海上自衛隊にとって、内陸部での支援は陸上自衛隊等との協力により行ってきたそうです。

熊本出身の自衛官の方々が志願し、地の利を活かした迅速な支援を行えたということもあったそうです。

生の声が聴けて非常に勉強になりました。

舞鶴地方総監部を後にし、舞鶴市役所へ…

ここでは先日横須賀市も含めた4軍港都市の日本遺産登録に関して舞鶴市の取り組みを視察しました。

実は今回の日本遺産登録は舞鶴市の提案が大きなきっかけとなりました。

もともと舞鶴市は単独での日本遺産登録を目指していましたが、横須賀市での観光推進委員をお願いしている日本観光振興協会常務理事の丁野朗氏のアドバイスを受けて4軍港都市での登録となったそうです。

日本遺産の認定がゴールデンウィーク直前だたこともあり、ゴールデンウィークの集客を見込んで急きょパンフレットを作る力の入れようです。

こうした迅速な対応が集客数を伸ばしているのだと思います。

われわれもしっかりと対応していかないとなりません。

改めて検討していこうと思います。

そして最終日は松江市で学校司書について…

今年度から横須賀市も学校司書を設置しましたが、考え方が根本的に違うような…

松江市では学校司書と教員がきちんと打ち合わせを行い、授業に必要な資料を提供するというやり方です。

学校図書館の資料を授業で使ってもらえるようにするのが限られたスペースで本を置いている学校図書館の役割というのが根本的な考え方のようです。

紙媒体で調べることにより情報リテラシーを磨くという考え方は共感できるところです。

ふるさと教育があるが故郷に関する本が学校図書館にはおいていないケースが多く、こうした学習には学校司書の役割が発揮されます。

説明された教育委員会の係長は国語の教師ということですが、文学作品などは娯楽書であり、公共図書館で読んでもらえばよく、それよりも授業で使うものを学校図書館に置くことを優先すべきと常に言っているそうです。

こうした熱意が実際の現場にも反映されているのではないかと思います。

今回の視察は特に喫緊の課題が多く、横須賀市の取り組みの不十分なところを学べたような気がします。

詳細については改めて報告書でとは思いますが、今後の常任委員会等でも課題として取り組みたいと思います。

西郷宗範
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