12.18
神奈川歯科大学視察と意見交換
こんばんは。西郷宗範です。
横須賀市歯及び口腔の健康づくり推進条例が施行され、それを受けて「ハブラシコンセイエ」認定制度など、新たな取り組みをされている神奈川歯科大学を視察し、意見交換を行ってきました。
「ハブラシコンセイエ」認定制度は、日常の口腔ケアに関するアドバイザーとして認証された歯科衛生士、歯科助手、歯科医などが、歯ブラシに関するアドバイザーとして活動する制度です。
基本的には神奈川歯科大学を受診された患者さんが、自分に合った歯ブラシを選ぶために活用してもらうものですが、附属病院の1階売店と協働していることから、誰でもアドバイスは受けられます。
視察時にもいろいろなアドバイスを聞くこともできました。
また、かねてから訪問してみたかった神奈川歯科大学資料館も視察させていただきました。
ここには大学の歴史を紹介する100年資料室、解剖学歴史館、横地千仭の世界観、歯科診療室の100年などがあり、興味深い資料が並んでいます。
中にはかつてここで教鞭をとっていた芥川龍之介の自筆原稿や解体新書なども置かれています。
非常に貴重なものばかりです。
そして、世界的解剖学者であった横地千仭名誉教授の絵画や作品なども素晴らしいものばかりです。
今回は本来は研究者と学生のみしか入室できない標本室も見せていただきました。
非常に貴重な人体標本が並んでいます。
ご検体として自らをご提供いただいたことにより、現在の医学の進歩に繋がっています。
こうした人体標本が本市にあるということも、ご提供された皆さんに謹んで感謝したいと思います。
視察終了後は先生方と意見交換を行いました。
横須賀市として何ができるか、神奈川歯科大学としてどう協力できるかなど、医師の視点からご意見をいただき、意見交換をさせてただきました。
本日の意見なども参考に今後の政策などにも生かしていきたいと思います。