08.25
市立学校の夏休み明けの再開について
こんばんは。西郷宗範です。
昨日、上地市長から「市立学校の夏休み明けの再開について」の市長メッセージが発表されました。
市立学校の夏休み明けの再開については様々なご意見があることは承知しております。
現在の感染状況において学校再開が正しい選択なのかは難しいところです。
万全の感染対策を講じるということですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
以下、市長メッセージです。
新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(2021年8月24日)
本日は、市立学校の夏休み明けの再開についてお知らせいたします。
現在も横須賀市では、新型コロナウイルスの新規感染者は増加傾向が続いており、児童生徒についても同じように、家庭内感染などにより感染者数が増加しております。
この傾向は神奈川県内においても同様でありまして、県内の自治体では、夏休み明けの学校の再開を、今週から来週に延期するところもありました。
横須賀市では、当初より、市立学校の再開を来週の月曜日で予定しており、市内の小中学校においては、万全の感染対策を実施し、また、始業日から9月3日までの1週間は、午前中だけの授業としたうえで、8月30日の月曜日から始業することといたします。
小学校・ろう学校そして養護学校においては、午前中だけの授業であっても、給食の提供を行います。
各学校での感染予防対策としては、これまで行ってきた毎朝の健康観察、マスク着用、手洗い、教室の換気と消毒などを徹底して行います。
特に、マスクを外す昼食時の感染リスクを減らすために、全員前を向いて黙って食べる「黙食」を行うことや、学習活動においてはパーテイションの設置、距離を保った活動、息の上がる活動や大きな声を出す活動は自粛することなどを徹底いたします。中学校、高校における部活動は、緊急事態宣言中は、原則、中止といたします。
最後に、児童生徒の保護者の皆様にお願いです。これまでも各ご家庭においてご配慮いただいてきたことですが、お子様や同居のご家族に、体調がすぐれなかったり、発熱や咳・鼻水など呼吸器系の症状があるときには、無理をさせず登校を見合わせ、できるだけ早く医療機関を受診いただくようお願いをします。こうした登校の見合わせは、学校において「欠席扱いとはしない」としておりますので、ご了承をいただきたいと思います。
学校は、児童生徒の学習機会と学力を保障する役割のみならず、全人的な発達・成長を保障する役割や、居場所・セーフティネットとして身体的・精神的な健康を保障する福祉的な役割も担っています。
感染症対策の徹底を図りながら、児童生徒の学習をする権利を保障し、子どもたちの居場所を確保してまいります。
何卒、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いをいたします。
横須賀市長 上地克明