2025
05.21
05.21

市・JA・農業委員会が連携協定を締結
こんばんは。西郷宗範です。
横須賀市、JAよこすか葉山および横須賀市農業委員会が連携し、耕作の継続が難しい農地と、農地を必要とする農家を結びつける新たな仕組みづくりに乗り出しました。
三者は今年3月18日、農地マッチングに関する協定を締結し、すでに4件(3,978㎡)のマッチング実績が生まれています。
この協定は、農地を「借りたい・買いたい」農家と、「貸したい・売りたい」農地所有者を結びつけることで、農産物の生産拡大と耕作地の減少に歯止めをかけることを目指すものです。
「耕作面積を拡大したいがなかなか農地情報が手に入らない」「後継者不在で農地管理が負担」という農家の声に対応し、三者が情報を持ち寄ることで、従来よりもスムーズかつ安心して農地のやり取りができる仕組みづくりに取り組んでいます。
令和7年5月にマッチングが成立した農地の一つは、所有者から「管理するのが難しく、誰かに耕作してほしい農地」として市に相談がありました。
これを受け、三者の連携により規模拡大を希望する農家と結びつけたことで、今回のマッチングが実現しました。
全国的に耕作面積や野菜の生産量が減少の一途をたどる中、横須賀市では「地域の農地と営農意欲を守ることが重要課題」と考え、今後は、農業を新たに始めたい方や、様々な事情で農業を続けることが難しい方にも取り組みを知ってもらい、更なるマッチングの拡大を目指していきます。
西郷宗範
最後までお読みいただきありがとうございます。 ぜひ下の横須賀情報のボタンをクリックしてください。