03.30
ボトルtoボトルリサイクル
こんばんは。西郷宗範です。
横須賀市とアサヒ飲料株式会社との間で「ボトルtoボトルリサイクル」に関する協定を令和8年3月27日に締結しました。
横須賀市の家庭から収集した使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生し、アサヒ飲料の製品の容器として再利用します。
また、「ボトルtoボトル」に加え、横須賀市民に向けた、環境意識啓発活動や環境教育活動においても連携していきます。
本協定締結により、横須賀市では更なるゼロカーボンシティの推進を図るとともに日本国内におけるペットボトルの循環利用への貢献を目指していきます。
「ボトルtoボトル」は、石油由来のペットボトル素材を調達し製造する場合と比較して、CO2排出量が少ないペットボトルのリサイクル法です。
今回の取り組みでは、リサイクル時に発生する残渣を少なくするため、「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」と「ケミカルリサイクル(化学的再生法)」の2つの手法を組み合わせています。
メカニカルリサイクルの工程で発生する『残余物』をケミカルリサイクルしていくことで、メカニカルリサイクルのみの場合を上回るリサイクル率の向上を目指します。
ここで二つのリサイクルについて解説すると、メカニカルリサイクルは、回収したペットボトルを高温で溶かして異物を取り除いてペット樹脂を再生する手法です。
また、ケミカルリサイクルは、ペットボトルを分子レベルにまで化学分解して不純物を取り除き、新たな再生ペット樹脂とするものです。
ケミカルリサイクルの方が高品質の再生ペット樹脂が出来上がりますが、コスト面では大がかりな分解設備などが不要なメカニカルリサイクルの方が優れているとされます。
メカニカルリサイクルではリサイクルの工程で約20%の残渣が発生しますが、そのうち5~10%の残余物はペットボトル以外のものへのリサイクルが主となっています。
残余物の一部にはペットボトル素材が含まれているため、残余物もペットボトル原料に再生することで、ボトルtoボトルリサイクル率を5%から10%向上させることが可能となり、効率的かつ持続的なリサイクルが実現できます。
こうしたことから、今回はメカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの組み合わせによってリサイクル率の向上を目指しています。
更なるリサイクル率向上のため、横須賀市のペットボトルの出し方を参考に分別収集にご協力ください。






