中学校卒業式
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは市内中学校の卒業式…
私は地元学区の大津中学校の卒業式に出席させていただきました。
会場に入って驚かされたのは、壇上の金屏風…
大津中学校では毎年、卒業生が壇上の背景に絵などを制作して飾りつけます。
今年は尾形光琳の紅白梅図屏風をモチーフに梅を桜に変え大きな屏風を作りました。
説明では1センチ角に切った金や銀の紙を張り付けた貼り絵だそうです。
それにしても煌びやかで、きょうの卒業式は威厳を感じました。
(あまりに素晴らしすぎて写真をとるのを忘れてきてしまいました。)
毎年卒業式では感動させられますが、今年の卒業生の言葉も素晴らしかったです。
いつもより多くの卒業生が泣いていたようにも思いました。
そういえば、話を聞いているときにふと思ったのですが、この子たちが小学校を卒業する年に東日本大震災がありました。
そして、3年の月日が経ちました。
彼らは新たな出発をします。
この3年間で彼らは絆の大切さを大いに学んだのでしょう。
卒業生の言葉の中にも友情を学んだという言葉がありました。
彼らはまだ気がついていないかもしれませんが、その友情が成長した時にさらに大切なものだったと気づく日が来るでしょう。
3年間の299人の絆を大切に、新たな道を歩んでください。
卒業生の皆さん、保護者の皆さん、きょうはおめでとうございました。