10.22
委員会視察(東広島市・大野城市)
こんにちは。西郷宗範です。
昨日から生活環境常任委員会の所管事務調査に来ています。
今回の視察項目は東広島市の「事務委託による消防広域化」、大野城市の「リース方式による防犯灯のLED化について」、そして別杵速水地域広域市町村圏事務組合の ストーカ式焼却炉」です。
昨日、東広島市を訪問し、消防広域化について視察を行いました。
現在、横須賀市では、消防通信指令事務については三浦市と共同で運用していますが、消防活動は市単独で行っています。
今年、三浦市からの打診を受け、現在消防局において消防の広域化について調査、検討を始めました。
そこで、議会としても今後審議しなければならない重要案件となることから、検討している事務委託方式による広域化を既に実施している東広島市の視察を行いました。
広域化を行うと三浦市の消防局員は横須賀市の職員となります。
その際の人件費や給与体系はどうすればいいのか。
建物や車両、資機材の財産権…
それらの修繕費の負担方法など課題は山積しています。
東広島市の視察時に言われたことですが、神奈川県は県西部を除き単独市で消防事務を行っているところが多いですが、国内各地では広域化による事務を行っているところが多いそうです。
やはり経費削減という点では広域化も視野に入れる必要がありますが、施設配置適正化計画策定中ですし、将来的にも有効であるという点も含めて検討していく必要がありそうです。
続いて、きょうは大野城市を訪問しました。
大野城市では平成24年度から防犯灯のLED化をリース方式で進め、市内の防犯灯約6,000基をLEDに更新しました。
横須賀市においては町内会が管理を行っていますが、大野城市ではこれまでも管理を全て市が行っています。
その点の違いはあるものの、電力価格の高騰による町内会負担の増加を抑えるためにはLED化や市の管理への変更も検討しなければなりません。
市ではESCO事業を検討していますが、リース方式も含めた他の方法も検討しながら今後の審議を行わなければならないと感じます。
視察の詳細については報告書で行いますが、市民に密着した事業が生活環境常任委員会の所管には多くあります。
サービスを落とさず経費を削減するということも我々が行わなければならない内容です。
明日は計画中の新焼却炉およびリサイクル施設と同規模のストーカ式焼却炉の視察を行って横須賀に戻ります。