新たなブランドの可能性
こんにちは。西郷宗範です。
昨日の神奈川新聞に横須賀の長井漁港で冬場のトラフグ漁が定着してきたという記事がありました。
予算書などを見ているとトラフグの稚魚の放流などが書かれており、これがどれくらいの漁獲高につながるのか疑問でした。
最近はカキの養殖なども行われており、少しずつ定着してはいますが、養殖と違い放流したから必ず獲れるものではありません。
記事によれば2006年度から2011年度の間に13万2千匹の稚魚にアンカータグをつけて東京湾と相模湾に放流し、その内537匹(約0.4%)が再び獲れたそうです。
稚魚の多くが湾内にとどまる傾向も確認できているそうですし、今後は徐々に漁獲高も上がっていくのかもしれません。
その他に放流しているマダイやヒラメに比べると放流効率は高いということですから期待できるかもしれないですね。
まあ、まだ3ヶ月で1.7tということですから時間はかかるでしょうが…
そういえば、子どもの頃、安浦の重箱(現在の県立福祉大学辺り)で釣りをしているとフグにえさ取りされた上に釣れてしまうなんてことがよくありました。
意外とフグって沖合には出ないのかもしれません。
早く横須賀フグが市場にあたりまえのように売っている日が来ることを期待しましょう。