近代造船の先駆者たち ~浦賀と横須賀~
こんにちは。西郷宗範です。
2月21日(土)13時30分から16時まで(仮称)ミュージアム・パーク推進センター(住友重機械工業株式会社浦賀工場内)において 「近代造船の先駆者たち ~浦賀と横須賀~」という講演会が開催されます。
今年は横須賀製鉄所開設150周年ということで、現在の横須賀米海軍基地内にあるドライドックが注目されがちですが、浦賀のレンガドックも見逃せません。
実際、浦賀造船所が設置されたのが1853年、日本初のドライドックが浦賀造船所内に建設されたのが1859年ですから横須賀製鉄所よりも古いのですけれどもね…
そして、このドライドックで咸臨丸の整備なども行われたのです。
さらに、浦賀造船所の成功がのちの横須賀製鉄所の開設につながったという話もあります。
今回の講演会では、この時代の造船所の建設から、船の建造に至るまでの間に活躍した多くの技術者たちの姿を、浦賀のまちの発展の様子を交えながら紹介されるそうです。
横須賀の歴史の原点がこの中にもあるかもしれませんね。
講師は浦賀歴史研究所所長で郷土史家の山本詔一氏です。
ぜひご覧になってはいかがでしょうか。