うわまち病院が総務大臣表彰受賞
こんばんは。西郷宗範です。
先日6月15日に横須賀市立うわまち病院が平成27年度自治体立優良病院総務大臣表彰を受賞しました。
この賞は、経営の健全性、経営努力の状況及び地域医療に果たしている役割を総合的に判断し、決定されます。
主な選考基準は、
1.表彰年度の前々年度以前5カ年間の各年度で収支の均衡が図られていること。
2.累積欠損金がないこと。
3.地域医療の確保に重要な役割を果たしていること。
ということで、今回すべてを満たしているうわまち病院が受賞したわけです。
さらに具体的な地域医療への貢献等は、
・三浦半島地区の中核病院として、急性期医療、地域医療の充実に取り組んでいる。
・救急医療を積極的に取り組んでおり、小児救急においては24時間365日体制で受入れを行っているほか、市内の病院で初となるドクターカーを導入している。
・地域医療支援病院として、地域の医療機関と連携して紹介・逆紹介の推進、機器の共同利用、症例検討会の実施等に取り組んでいる。
といったことだそうです。
様々な取り組みを行ってきたからこそ受賞できたのでしょうね。
今回で30年目ということですが、過去に県内では2病院しか受賞していません。
さらに言えば12年ぶり…
うわまち病院としては平成18年の日本経済新聞社 循環器、心臓病治療全国最高ランク「AAA」や平成19年の日本経済新聞社 脳神経外科「BAA」などの評価ももらっていますので遅すぎた受賞かもしれませんね。
横須賀の場合、私立病院も評価の高い病院が多いですから、いろいろな面で切磋琢磨してきたこともよかったのかもしれません。
議会としてもうわまち病院の建て替えなど今後の課題がありますので、しっかりと三浦半島の地域医療を担う病院として検討していきます。
いずれにしても嬉しいニュースです。