08.05
北九州市の観光振興
こんにちは。西郷宗範です。
きょうは北九州市の観光振興について視察を行いました。
北九州市は昭和38年に5市が対等合併し誕生しました。
九州と本州を結ぶ結節点でわずか10分で船で下関に渡れる門司港をはじめ、古くから大陸貿易の拠点として発展してきています。
また、近代化産業発祥の地として鉄鋼、機械、化学などの基幹産業が集積しているなど、福岡県内でも観光というイメージがつかなかった都市だそうです。
昭和63年から市の活性化策として観光への取り組みがスタートし、様々な取り組みを行っています。
今回の視察の目的は北九州観光振興プランに位置づけた取り組みの手法です。
北九州市では観光振興プラン方向性検討会議を作り、ここからの意見聴取を行ったうえで、ワーキンググループなどでアクションプランを検討してきました。
ちなみに、観光振興プラン方向性検討会議のファシリテーターはじゃらんリサーチセンター客員研究員の方だそうです。
横須賀市でも先日審議会が立ち上がり、そのメンバーにはじゃらんの研究員の方が入ってもらっています。
この点では横須賀市においても同様の検討が行われることが期待できます。
ただ、横須賀市にないのがワーキンググループ…
今後アクションプランを練るうえでもこの存在は大きいような気もします。
また、昨日の神戸市でも行っていたようにGPS調査(行動属性調査)やGAP調査(観光資源のニーズ調査)なども行っています。
サンプル数があまり多くなかったので質問したところ、ある程度事前に動向が予測できたことや予算の関係があったようです。
実際にはこうした調査結果は説得材料としての根拠として扱われているようですね。
北九州市ではこれからの自治体が行うべきといわれている観光アクションがほとんど行われています。
幅広く行うことで予算もかかるのではと気になるところですが、その辺についてはかわされてしまったような気がします。
現在横須賀市が行っていることも内容を少し変えるだけでも対応でキス尾な点も多くあります。
横須賀の場合はこれまでの質疑を交わした内容を踏まえてもかなり慎重に進めているものが多くあります。
GPS調査はもとより、GAP調査などによりしっかりとした裏付けをとることですすめるべきほうこうが見えてくるかもしれません。
いただいた資料を詳細まで精査して、今後の特別委員会の中で検討していきたいと思います。
視察の詳細については報告書で…