06.16
高精度放射線治療
こんにちは。西郷宗範です。
昨日午後も引き続き所管事務調査で市内所管施設の視察…
建築から50年を経過し、建て替えの時期を迎えている市立うわまち病院の視察です。
本館病棟や外来棟はそれぞれ昭和40年、41年の建築…
平成14年に市立となるまでは国立横須賀病院としてその役割を担ってきました。
市立に移譲してからも地域医療支援病院として承認を受け、救命救急センターを備え、地域周産期母子医療センターの認定も受け、高度医療の一翼を担っています。
しかし、建物は50年前の仕様で、病室も狭く、入院時の環境は良いとは言い切れません。
ただし、建て替えとなればその間の医療体制をどうするかなど課題はたくさんあります。
ちなみに、うわまち病院には手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」や国内に2台しか導入されていない高精度放射線治療装置「エレクタ社のAxesse(アクセス)」などもあり、その技術の高さがうかがえます。
このAxesseはミリ単位で照射が可能で、現在は前立腺がんなどの治療に使われていますが、今後は脳腫瘍などの他の疾患にも使われていくということです。
今後の建て替えでは災害時の対応も検討材料としてヘリポートなども作る必要があると思われます。
実際の現場の意見も聞きつつ、より高機能な病院を目指して建替えに取り組んでもらいたいところです。
続いては、横須賀市療育相談センター…
発達障害児などに対する相談・評価・診療・支援などを行います。
通園部門としてはひまわり園があり、障害に配慮した専門的療育を行っています。
指定管理を受けているのは神奈川県臨海部に5か所の療育センターを受け持っている社会福祉法人青い鳥…
初診数や相談数も年々伸びており、地域における様々な療育活動の一翼を担っています。
最後に児童相談所です。
中核市で児童相談所を設置してるのは金沢市と横須賀市だけとのこと…
ご承知だとは思いますが、児童相談所とは子どものための相談所です。
18歳未満の子どもに関するいろいろな相談を受けてくれます。
家族からや子供本人から、学校の先生、地域の方どなたからも相談を受けてくれますので、なにかあれば相談をすることをお勧めします。