06.15
学校図書館
こんにちは。西郷宗範です。
きょうは教育福祉常任委員会の所管事務調査で市内の所管施設の視察を行っています。
通常は1部局1か所の視察が例年なのですが、今年度は課題も多いことから1部局1か所にとどめず3部局5か所を視察します。
午前中は今年度から全学校に学校司書が配置となったことから4年前から先行して進めている大矢部小学校の画工図書館と廃園の対象となっている大楠幼稚園を視察しました。
まずは大矢部小学校図書館です。
ここでは「自ら考え行動する子」という学校方針に基づき、4年前から学校司書を派遣して学校図書館の改革を進めています。
森の図書館と名付けられ読書環境の整備や子供たちが図書館に着たくなる環境を作っています。
また、新刊コーナーや先生のおすすめコーナーなど充実しています。
まだ学校司書が配置されて間もないので止むを得ない点もあるとは思いますが、学校間の本の貸し借り等はないそうです。
公立図書館とは行っているので情報交換等により団体貸し出しで対応はできているそうですが…
先日松江市でこの課題について視察しましたが、やはり狭いスペースに授業教材となる本を配置しなければならないためこうした貸し借りが今後の課題となっていくかもしれません。
予算的にも学校司書の意見交換で教材となり得る本を市として購入しておけば、その分学校には新刊を購入する予算も出てきます。
予算を効率的に使うためにも検討してほしいところです。
続いて市立大楠幼稚園…
昭和54年に開園されて児童数の減少などが理由により廃園が決定していましたが、過去の地元との設置に係る協定書の存在が明らかとなったことから、廃園時期の見直しが5月の教育委員会定例会で決定したばかりです。
小学校の敷地内に立地し、また、大楠という自然豊かな環境のなかの幼稚園は市街地の幼稚園とはまた違う状況がうかがえます。
約半数が徒歩で通園し、その他も車などで通園しています。
園外保育も近隣の自然環境の中でのびのびとあそびの糸口を見つけていくという教育は必要かもしれません。
建物的のも余裕があり別の考えがあっても良いのかなと感じてしまいます。
さて、これから午後は建て替えを検討しているうわまち病院、また、横須賀市が誇る療育相談センターや児童相談所を視察します。