06.29
ニッサングリーンプログラム
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは議会で地元企業の取り組みについての視察ということで日産追浜工場を視察しました。
「やっちゃえ日産」ということで技術的な進歩はメディアを通じても知ることはできますが、企業としての取組みは実際に説明を受けないと見えてこない部分は多いです。
特に今回の視察目的の中心は日産の環境活動…
CO2の削減などは企業だけにとどまらず、本市の環境活動にも影響する部分…
実際に企業がどのように取り組んでいるかは知っておく必要があります。
すでに生産工場としてのゼロエミッションは達成されているところですが、日産では「ニッサングリーンプログラム(NGP)」に基づき、さらに企業努力を進めています。
それは生産された車においてもCO2が排出されないよう技術革新をしているというところにも反映されています。
ちなみに日産リーフの25%に再生材が使用されていたり、CO2排出量が2005年度から10年間で53%低減させたという点は、さすがはトップ企業だなという印象を受けます。
また、日産のアライアンス生産方式(APW)、つまりは受注生産方式も無駄を排す仕組みなのだなと感じられます。
きょうの視察で個人的に良かったのは、廃棄物の処理の現場を見れたことです。
やはり同業だとあまり細かいところは見れませんでしたからね…
廃水処理における脱水ケーキが含水率58%と驚くべき数字を出しているところやバンパーのリサイクルで塗装剥離に精米技術が応用されているところなどは、普段はなかなか見れないのでよかったです。
今後も地元企業との連携は大切です。
様々な機会にこうした地元企業の取組みも学んでいきたいと思います。
さて、日産追浜工場では一般の見学も受け付けているようです。
また、今週末の7月3日には日産車フェアin追浜と題したイベントも行われるそうですのでぜひこうした機会に日産追浜工場へ行ってみてはどうでしょうか。
詳しくは日産ホームページをご覧ください。