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函館市国際水産・海洋総合研究センター

こんにちは。西郷宗範です。

きょうは函館市国際水産・海洋総合研究センターを視察しました。

函館市は三方を海に囲まれ、対馬海流・リマン海流・親潮(千島海流)という3つの異なった海流が流れ込み、暖流と寒流の両方の海流に面する地理的、自然的に好条件である都市です。

こうした優位性をより高めるため函館国際水産・海洋都市構想が誕生しました。

もともと水産業に適した土地のため水産・海洋に関する学術研究機関も多くあることから、こうした高等教育機関と研究機関と連携を行うため、函館市国際水産・海洋総合研究センターが2014年6月1日に供用開始となりました。

マリンサイエンスの研究分野で世界をリードする国際的な水産・海洋に関する学術研究拠点都市を形成しています。

ここは入居型の貸研究施設で、現在10の研究機関や企業が入居しています。

貸会議室も行っていますが、水産・海洋に関するもの以外は利用できないそうです。

また、産学官連携による商品開発も行われており、新たな地域ブランドも開発されているそうです。

ちなみに一般市民でも入れるエリアもあり、研究中の魚などが水槽で展示されていることから、水族館が市内にないため市民の方たちの水生物に親しむいい場所にもなっているそうです。

きょうは新たな実証研究のため準備中でしたが300トンの実験水槽があり、これも公開されていることからミニ水族館のような感覚にもなるのがわかります。

横須賀にも海洋開発研究機構などがありますが、こうした機関と連携し新たな新たな資源の開発などもしなければなりません。

また、函館市にはこの施設ができたことによって、さらに多くの研究機関が移転・新設等してきており、まさに水産・海洋研究都市として伸びていることがうかがえます。

これを踏まえ、横須賀も産学官連携による研究開発等しっかりとやっていかなければならないと感じるところです。

詳細については報告書で…

西郷宗範
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