2026
04.04
04.04
横須賀美術館の屋外彫刻 若林奮《Valleys(2nd stage)》が「日本で見られるアート100選:日本の現代アート編」に選出
こんばんは。西郷宗範です。
国立美術館 国立アートリサーチセンターは、日本の美術館コレクションの総体的な魅力を可視化する新事業「日本で見られるアート100選」に取り組んでいます。
「日本で見られるアート100選:日本の現代アート編」として、全国の美術館の学芸員から推薦された約450点の中から100作品が選定され、2026年3月27日(金曜日)より特設サイトにて公開されています。
このたび、横須賀美術館の野外彫刻、若林奮《Valleys(2nd stage)》1989年制作/2006年設置 が「日本で見られるアート100選:日本の現代アート編」に選ばれました。
現在、横須賀美術館は改修工事のため長期休館中ですが、《Valleys(2nd stage)》は海の広場に設置された屋外彫刻のため、いつでもご覧になれます。
なお、特設サイトでは、100作品の画像、基本情報、解説、所蔵館リンクの閲覧が可能で、関連年表や、作者や所蔵館への取材記事などのコンテンツの公開も予定されています。
若林奮《Valleys(2nd stage)》は、美術館前の道路から本館まで伸びる高さ3m、全長46mの鉄の谷。《Valleys》=「複数の谷」が示すように、1989年の制作時は、焼きなました鉄板と錆びた鉄板でそれぞれ構成した谷を2列に並べた作品でした。
美術館では、塩害対策として鉄板に亜鉛メッキを施し、直列の谷として野外に設置しています。
若林奮は、1977年頃から自分と対象との間を満たす空間を把握するための「ものさし」として「振動尺」という概念を生み出します。
本作について若林は、「鉄の面によって囲まれる細長い奥行きを持った場、いわば物質的な虚構に見えるものとしての『振動尺』を試みた」と語っています。
西郷宗範
最後までお読みいただきありがとうございます。 ぜひ下の横須賀情報のボタンをクリックしてください。






