08.21
神奈川の農業・水産業発展に関する研修
こんばんは。西郷宗範です。
きょうはかながわ自民党市町村議員協議会の研修会へ参加しました。
きょうは三浦市での開催…
ということで、小泉進次郎代議士が講師として「都市農業、こども保険、人生100年型年金の実現」と題して研修1が行われました。
今回特に力を入れて話されたのがこども保険…
世代間公平実現のために新たなフレームワークの構築が必要です。
年金、医療、介護には社会保険がありますが、子育てには社会保険がありません。
そこで考えられたのが、子どもが必要な保育・教育を受けられないリスクを社会全体で支える「こども保険」です。
例えば、こども保険の保険料率を0.5%に設定した場合、財源規模は1.7兆円となり、幼児教育・保育の実質無償化が実現するそうです。
まだ研究課題の段階ですから、保険料率0.1%から1.0%までの様々なケースを想定しています。
少子化対策など喫緊の課題につながるかは未知の部分はありますが、今後の研究に期待したいところです。
さらに、きょうは三浦市経済部水産振興担当部長(元水産庁計画課課長補佐)をお招きして「三崎港における水産業振興に関する研修」と題して研修2が行われました。
三崎港は全国に13箇所しか指定されていない特定第3種漁港…
水産業の振興のために特に重要であると政令で定められた漁港です。
三浦市内の漁業従事者は高齢化率も高く、漁業従事者の人数も20年前に比べると半減しています。
当然ながらピーク時に比べると漁協の利用度は半減…
とはいうものの、やはり三崎のマグロは有名です。
神奈川県唯一の特定第3種漁港として活躍を期待するところです。
現在、漁港の高度衛生管理対策として冷凍マグロ倉庫を別棟化し閉鎖構造化・低温化を実現しようとしています。
机上の研修の後は、実際に漁港を見ながらの研修…
近くでありながらなかなか知らないことも多かったです。
きょうの研修は有意義でとても勉強になりました。