08.31
台風が接近しています
こんばんは。西郷宗範です。
今回の台風15号は横須賀への直撃は避けそうですが、海はかなり時化っていますね。
海外ではアメリカで横須賀市と姉妹都市関係にあるコーパスクリスティがハリケーン「ハービー」の直撃で甚大な被害を受けているそうです。
衷心よりお見舞い申し上げます。
議会でも何か考えなければいけないという話も出てきているところです。
さて、時化といえば先日も漁業関係者との意見交換の話を書きましたが、一昨日もその方とお話しする機会がありました。
海岸の干潟や砂浜が少なくなっているというのは東京湾では当たり前のように感じていましたが、漁業への影響というのは甚大なようです。
特に干潟がなくなることによる被害というのはくらげが増えるということがあるそうです。
場合によっては定置網をかけてもクラゲばかりなどということも…
防波堤や消波ブロックなど我々の生活を安全にするためのものでも、クラゲ発生のもとになっているとか…
横須賀という地形の場合、止むをえないというところもありますが、食という人間が生活する上で大切な点も見ていかなければならないのだなと感じます。
桟橋ができたためにアサリがとれなくなったという事例もあるようです。
そんななか、追浜のアイクルの先に海岸を人工的に作るという計画は期待されるところのようです。
今回は6次産業の話などもお聞きすることができました。
横須賀ではかなりメジャーとなってきたアカモク…
花粉症などにも効果があるとかでだんだんと全国的にも有名になっています。
これの加工がまた大変だとか…
早い時期では問題ないのですが、少し育ったころには貝やエビ、カニの幼生などが付ききれいに除去しないと商品にならないそうです。
こうした苦労があって初めて美味しい食材にありつけるということもしっかりと認識していく必要があるでしょう。
毎回様々なお話を伺えるのが最近は楽しみです。