06.04
呉地方総監部【視察報告番外編】
こんにちは。西郷宗範です。
4日にわたり視察報告を行ってきましたが、さすがに長すぎるというお叱りも…
特に呉市については長すぎたようで、得意分野はどうしても長くなってしまいます。
ということで、今日は書ききれなかった番外編…
呉市の視察は観光振興策ということで、本市と同じく海上自衛隊が所在し、日本遺産でも関連するので海上自衛隊呉地方総監部にも表敬訪問を行いました。
海上自衛隊と呉市の強固な関係については、先日のブログでも書かせていただきましたが、横須賀市ももっと海上自衛隊との関係を構築し、観光面でも協力体制が構築できるといいのですが…
さて、今回、呉地方総監部で見せていただいたのは、旧日本海軍・呉鎮守府司令部 地下壕「旧地下作戦室」です。
戦時中、旧呉鎮守府の施設に対する米軍の空襲からの被害を避けるため造られた地下作戦室です。
昭和20年7月の米軍機の爆撃により呉鎮守府庁舎が外壁を残して焼失した際にも、旧地下作戦室に保管されていた重要書類は被害を免れたそうです。
鉄が酸化し一部の天井が剥がれ落ちていますが、ほぼそのままの形で残っています。
貴重な歴史遺産を見せていただくことができました。
今後こうした施設の公開も呉市の観光振興に力強い味方となるでしょう。
また第43代呉地方総監池海将の指導方針「愚直たれ」を万能調味料として市内の店舗で作れるようにしたこの発想力にも驚かされますが、その他にも海上自衛隊との関りは「海自カレー」…
実はこの海自カレーについても、市内の店舗がレシピ通りに造っているかのチェックを、毎年、海上自衛隊としてチェックしているとのこと…
味が異なった場合には、海自カレーの販売権をはく奪されるそうです。
海自カレーはそれぞれの船のレシピですから、ここまでしっかり管理してもらっていると食べる側も安心です。
呉市に見習うところは多いですね。
そういえば、呉駅で見かけたマンホールタオル…
丸形のハンドタオルに呉市のマンホールの絵がプリントされており、意外と面白い…
こうした発想はなかったなー…