04.08
次亜塩素酸水生成器
こんばんは。西郷宗範です。
昨日の上地市長のメッセージでも報告があったように、横須賀市では除菌に効果のある次亜塩素酸水を生成する機械を購入しました。
すでに大和市、海老名市、厚木市など県内自治体や県外自治体でも次亜塩素酸水の無料配布を始めていますが、遅ればせながら本市においても配布を開始することとなります。
現在、配布するための次亜塩素酸水を生成中ですが、緊急事態宣言が発令されたことを受けて、外出及び並ぶ行為を避けなければならず、配布方法を検討していました。
取り急ぎ、必要な施設等への配布を予定していると聞いていますが、市民配布については4月10日(金)からとなるそうです。
配布場所等は、
横須賀市役所共用倉庫前(夜間通用口向い)
4月10日(金曜日)から当面の間、毎日配布。10時~16時(土日も行います)
北体育会館入口、南体育会館入口、西体育会館入口
4月14日(火曜日)から当面の間、平日に配布。10時~16時(土日は行いません)
配布対象者は、横須賀市在住の方となります。
配布数量、持参品は、 1人500mlまでとし、洗浄したペットボトルなどの容器をご持参ください。
使用方法としては、
- ペーパータオルなどに含ませてお使いください。
- 金属の容器には入れないでください。
- 紫外線が当たると除菌の効果が低下しますので、日光等が当たらないように保管してください。
購入した機械は270L/hの生成ができ、市民に十分行き渡る量を生成できますので、配布の際には、くれぐれも冷静な対応をお願いいたします。
次亜塩素酸水は、漂白剤などを希釈して作る次亜塩素酸ナトリウム液とは異なるものですが、除菌に対する効力は同等ということです。
今回生成される次亜塩素酸水はpH5.0~6.5の微酸性で、有効塩素濃度30ppm程度のものとなります。
別名、微酸性電解水とも呼ばれています。
食品添加物(殺菌料)としても利用されているものですので、安全性は問題ないといわれています。
ただし、次亜塩素酸は日光(紫外線)に弱い性質のため、遮光性のない容器で保管した場合、効力がなくなるのが早くなってしまいます。
利用の際には、遮光性ボトルに入れ、冷暗所等で保管するようにしてください。
市長メッセージ(2020年4月7日)
桜の花びらが舞い散る中、子どもたちが入学式や始業式のために登校する姿に、心が和んだ昨日から一夜明けた本日4月7日、安倍総理は、神奈川、東京、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県を対象に緊急事態を宣言し、私たちには外出を控えることが求められました。
これは、急増する新型コロナウイルスの感染者数を抑制し、必要な医療を確保するためのものです。感染は、人と人が接することで起こります。是非、感染防止のために外出を控えてください。
これまでも、皆さんに対して、不要不急の外出の自粛をお願いしてきましたが、今回の緊急事態宣言を機に、皆さん一人一人の行動がご自身をご家族をそして世界を救うことになると思いを新たにしてください。
今日が、このウイルスに打ち勝つための始まりの日になります。
外出を控えること、そして手洗いや咳エチケットを徹底することが、私たちの闘い方です。
市としては、緊急事態宣言を受け、市立学校の臨時休校の期間を5月6日までとすること、図書館や運動施設、コミュニティセンター、更には、ソレイユの丘等の一部公園も同じく5月6日まで閉鎖といたしました。
また、ウイルス対策に効果があるといわれる次亜塩素酸水の生成装置を購入しました。これから随時、次亜塩素酸水を造り、必要となる各施設に加え、市民の皆様にも広くお配りしていきます。
我が横須賀をはじめ、日本各地、そして全世界の医療・福祉の現場で、これ以上の感染拡大を防ぎ、一人でも多くの命を救おうと日夜、まさに命がけで働かれている方々がいます。また、患者さんたちも病と必死に闘っています。どうかこのような方々に思いをはせてください。そして、世界の人々と心を合わせ、この難局を乗り越えましょう。
横須賀市長 上地克明