01.27
感染急拡大における保健所の対応
こんばんは。西郷宗範です。
新型コロナウイルス感染症の感染急拡大に伴い、保健所の体制が変更されることとなりました。
すでに昨日、1月26日から変更されていましたが、さらに昨日、新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部会議が開催され、明日1月28日からコロナ対応をステップ2からステップ3に移行することが決定しました。
これにより、本市の保健所対応も緊急回避的対応をとることとなりました。
昨日から陽性者の人数が急激に増えているのも、この影響による体制変更によるもので、2、3日は通常よりも多い人数になっています。
昨日からの対応では、拡大が収まるまでの期間、積極的疫学調査の簡略化を図ることとなりました。
積極的疫学調査をしっかりと行ってきた本市としては苦渋の選択です。
ただし、①5 歳以下のお子さん②50 歳以上の方③基礎疾患等があり重症化しやすい方に対しては、従来どおり保健所から電話での聞き取りを行い、重症化の早期発見・対応を図るとともに、クラスターへの対応は引き続き行うこととしています。
さらに明日からの変更点は、
1、抗原検査キットによるセルフチェックで陽性になった人は、病院を受診しなくても県の自主療養届け出システムに登録して自主的に療養できるようになります。
2、濃厚接触者が有症状になったときは、再検査なしで医師の判断で診断できるようになります。
3、6歳から49歳の方へのパルスオキシメーターと配食が停止になります。
詳細については横須賀市ホームページをご確認ください。
なお、こうした対応に伴い、毎日の感染者の報告において、職業、経路、同居家族、症状が医療機関からの発生届に記載がない場合、不明または調査中となります。
いずれにしろ、本市の保健所の状況もかなりひっ迫した状況になっています。
誰もが感染しかねない状況ではありますが、感染症対策はしっかりと行い、感染のリスクを減らすようお願いします。