06.17
消防訓練総合センターと馬堀自然教育園
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは環境教育常任委員会の所管施設等調査で消防訓練総合センターと馬堀自然教育園を視察しました。
消防訓練センターでは寄付を受けた災害対策用重機と災害時に有効なドローンについて学び、土砂災害救助訓練を視察させていただきました。
今回、災害対策用重機として寄付を受けたのは油圧ショベルとホイルローダーです。
この2台を所有している自治体は県内では横浜市消防局と本市のみということで、災害時に早期啓開が可能な都市であるということです。
また、ドローンは、現在、DJI社製マビック2エンタープライズデュアル1機のみですが、防水性能がないため飛行が天候に左右されてしまいます。
そこで今年度新たに購入予定なのが、DJI社製マトリス300レスキュー2機です。
これにより雨天時の使用も可能になり、また、飛行時間も長いことから、災害時のドローンの活用が広がります。
今回、土砂災害救助訓練でも、ドローンの熱画像カメラで要救助者を発見し、隊員により救出する訓練も行われました。
熱画像により早期発見できることで、人命を守れるのは重要です。
また、きょうは昨年の熱海の土砂災害に派遣された隊員のお話も聞くことができました。
ニュースなどの映像で見るよりも厳しい現場だったことが伝わってきました。
そして、2か所目は馬堀自然教育園です。
馬堀自然教育園については、場所は認識していましたが、訪問するのは初めてです。
ここは日本陸軍の要塞砲兵学校が所在し、戦後国から土地の無償譲渡を受け、昭和34年に横須賀市博物館の付属施設として開園しました。
60年以上にわたって自然保全や再生の活動を行ってきたことにより、三浦半島の自然を代表する動植物が観察できるようになりました。
平成28年には横須賀市の天然記念物に指定されています。
湧水が多くあることから、700種以上の昆虫が確認されており、植物も250種生育しています。
きょうも様々な昆虫などを見ることができました。
蛍も有名ですが、昼間のホタルも見ることができました。
4月から9月は9時から17時、10月から3月まで9時から4時30分まで無料でご覧いただけます。(球宴は月曜日)