2022
07.22

新型コロナ感染症第7波の状況について

お知らせ, 市政情報


こんばんは。西郷宗範です。

各地で過去最多の新型コロナウイルス感染症の新規感染者が出ています。

海外ではBA.5により、わずか1カ月でピークに達したという話もあり、日本でも同じような状況になっています。

政府は直ちに行動制限を行うほどの医療のひっ迫の程度ではないと評価をしていますが、家族の感染により濃厚接触者となった医療従事者等も増えているようで、就業できないことからの医療ひっ迫を起こしかねない状況になりつつあります。

政府も濃厚接触者の待機期間を変更するなど対応を始めましたが、まずは感染しないようにしなければいけません。

感染症の基本に立ち返り、しっかりと感染対策を行っていただきたいと思います。

本日、上地市長からメッセージが発表されました。

以下、市長メッセージです。




市長メッセージ(令和 4 年 7 月 22 日)








本日は、横須賀市における新型コロナ感染症第7波の状況についてお知らせをいたします。
今まで、市民の皆さんをはじめ、医療機関や事業所の皆さんのご協力のおかげで、第6波までを何とか乗り越えてきましたが、現在は、オミクロン株の派生型BA・5への置き換わりが進んでおり、感染が急速に拡大しています。横須賀市においても、本日は800人に迫る新規感染者数となり、これまでで最大の感染者数を大幅に更新をいたしました。残念ながら、まだまだピークアウトには程遠く、今後も感染者数の増加が予想されています。そのため、横須賀市医師会をはじめ共済病院やうわまち病院、市民病院の医療従事者の方々には、日夜、医療体制の維持のため、懸命な努力をしていただいている状況です。
ただ幸いなことに、現在の第7波は、ワクチンの普及に伴い重症化する方はほとんどいない状況で経過してきましたが、7月に入り、新たな懸念が生じております。それは、猛暑に伴う熱中症の問題です。熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。特に年配者の方は、温度に関する感覚が弱くなったり、体内の熱を周囲に逃がそうとする機能が低下するため、熱中症にかかりやすくなっています。コロナ感染症においても、初めは軽症でしたが、熱中症により状況が悪化し、入院にまで至るケースが増えています。熱中症の予防は、コロナ感染症による重症化を防ぐためにも大変重要です。是非、のどの渇きに関係なく、1時間に1回こまめに水分をとる、部屋の温度は28度を目安にエアコンを利用するなど、熱中症予防へのご協力をお願いいたします。
また、新たに重症化リスクの低い方を対象に、医療機関を受診せずに、自主療養を選択することが、できるようになっています。現在、救急医療センターや市内の医療機関は、第7波の影響で大変混雑しております。詳細は、別途、リンク先をご確認いただきたいと思いますが、可能な限り、この自主療養の制度を活用していただき、自宅での療養をお願いしたいと思います。
年配者の方々と基礎疾患がある方々を対象とした、4回目のワクチン接種は順調に進んでいます。今はこれまでにない大変な時です。しかし私たちは、この2年間半余りの間、多くのことを学びました。必ず出口は見えてきます。それまで、引き続きの感染対策をお願いしながら、熱中症を予防し、何としてもこの夏を乗り越えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

自主療養に関する詳細はこちら↓
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3160/covid19_self_test.html




横須賀市長 上地克明




西郷宗範
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