2024
07.02
07.02
エドワード・ゴーリーを巡る旅
こんばんは。西郷宗範です。
17万人を動員した「鈴木敏夫とジブリ展」も終わり、横須賀美術館の展示も通常に戻ります。
7月6日(土)からは「エドワード・ゴーリーを巡る旅」の開催です。
不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンを持つ絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey,1925-2000)。
近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。
ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手掛けた主著(Primary Books)以外にも、挿絵、舞台と衣裳のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。
本展は、そんな作家の終の棲家に作られた記念館・ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250点の作品・資料で再構成するものです。米国東海岸の半島に残る古い邸宅へと旅するように、達観したクールな死生観を持つ謎めいた作品との邂逅をお楽しみください。
期間は7月6日(土)から9月1日(日)までです。
なお、8月4日(日)には「エドワード・ゴーリーを巡る旅」関連イベントとして、「空白を埋めて物語をつくる:パラパラブックワークショップ」も開催されます。
詳細については横須賀美術館ホームページをご覧ください。
また、所蔵品展は7月13日(土)から10月20日まで令和6年度第2期所蔵品展
「特集:新恵美佐子 祈りの花」と「特集:生誕100年 芥川紗織」が開催です。
ぜひ横須賀美術館で絵画の世界をお楽しみください。
西郷宗範
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