2014
08.25
08.25
追浜雨水バイパス管工事視察
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは追浜で工事中の「1工区追浜排水区雨水第1幹線ほか築造工事(追浜雨水バイパス管工事)」の現場視察に行ってきました。
この工事は平成21年度から鷹取追浜地区の雨水の浸水防除を目的として施工されています。
これまでも、生活環境常任委員会の委員の際にシールドマシンの発進式典や所管事務調査で発進立杭内は視察していますが、管路まで視察したのは初めてです。
改めて工事概要の説明を受けた後、15メートルほどの立坑内に入り管路を視察…
地上でいうと追浜コミュニティセンターから追浜駅前まで歩いたことになりますが、意外と近く感じました。
もう少し直進しているのかと思いましたが、意外と蛇行しているのが印象です。
途中、完成後は点検などに使われるであろう立抗が…
写真の真ん中周辺の明かりは地上のマンホールの穴だそうです。
これが完成すると10年に1度ほどの大雨(60㎜/h)でも浸水はなくなるということです。
さすがに現在各地で起こっているゲリラ豪雨となるとなかなかこうはいかないのが現実とのことですが…
この施設は基本的には内水による浸水の防除施設ですから、これ以上の大雨になれば外水による浸水も懸念されるでしょう。
それでも今まで以上に安全になるのは間違いありません。
9月にはこの立坑内の仮設階段を撤去し、残りの作業を経て来年度から供用開始となります。
ちなみにこの工事、追浜駅前に立杭を掘ると国道16号の渋滞を起こしてしまうため、管路内からさらに鷹取方面への第2幹線を掘っていくという全国的にも珍しい工法を用いた工事…
今後のこうした工事の先駆けにもなりそうなもののようです。