10.10
第76回全国都市問題会議
こんばんは。西郷宗範です。
高知で行われた第76回全国都市問題会議に参加してきました。
今回のテーマは「都市と新たなコミュニティ~地域・住民の多様性を活かしたまちづくり~」です。
最近、横須賀でも地域運営協議会など新たなコミュニティが誕生していますが、全国的にもこうした活動は活発です。
先進的な事例などの紹介もあり、こうしたコミュニティの活動が福祉や防災、地域活性化などに役立っていることがわかります。
ただ、この問題の根本にあるものが全国で問題になっている人口減少というという発言が多かったような気がします。
昨日の基調講演や一般報告では違和感を感じ得なかったのですが、きょうのパネルディスカッションでその辺が解消されたような気がします。
行政側のパネリストの考え方は、人口減は都市の活力をなくすから、地域コミュニティの役割が増えてくるという考え方…
民間側のパネリストの考え方は、行政側が役に立たないのを認識し自ら動くことを促進させるという考え方…
どこの都市も人口減だから地域コミュニティだと同じ考え方ではだめなような感じがします。
人口増の都市は異なる考え方を持っているような気もしました。
そうすると、現在の横須賀市はどうなのだろう。
他市と同じことを行っているが、一方で自ら動く人たちも増えつつあります。
町内会や自治会といった地縁型のコミュニティと福祉や防災といったテーマ型のコミュニティをどう結び付けていくか…
地域運営協議会はそうしたものでしょうが、その役割を理解している人がどれだけいるのか…
そもそもそれが正しいのか…
これらを一度整理してみる必要がありそうです。
今のままでは他市と一緒…
日本人はそうしたことを好む傾向にありますが、選ばれるまちにするにはそれでは駄目ですよね。
都市問題会議の詳細については後日報告書で…