01.31
第3回学童保育に関する勉強会
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは神奈川県議会議員の超党派で構成される神奈川県の学童保育(放課後児童クラブ)を支える議員連盟主催の第3回学童保育に関する勉強会に参加しました。
勉強会は神奈川県庁本庁舎3階の大会議場で開催されます。
ここは昔の議場…
神奈川県庁本庁舎は昭和3年に竣工された建物で塔屋は「キングの塔」と言われています。
ですから、大会議場も趣があります。
さて、今回の勉強会は国から厚生労働省雇用均等・児童家庭局育成環境課から課長補佐をお迎えしての「国の対応について」の講演と神奈川県県民局次世代育成部次世代育成課長をお迎えしての「市町村及び県の対応状況について」です。
これまでの2回の会議ではまだ子ども・子育て支援制度が煮詰まっていなかったこともあり、聞いていても理解しづらい部分が多かったのですが、今回は来年度予算(案)も提示され、具体的に説明されたのでわかりやすかったです。
今回の子ども・子育て支援制度は、特に子ども・子育て支援の量及び質の充実を図るということが根底にあります。
予算案では放課後児童クラブにもかなりの予算が配分されそうです。
特に現在、横須賀市で進めている小学校の空き教室への放課後児童クラブを移動させるというところにも整備予算がつきそうですのでこれまでの計画より前倒しすることも検討できそうです。
そのほか運営費などにもかなりの予算配分がありそうで、補助の拡大が期待されます。
また新たに放課後児童支援員認定資格研修事業なども加わり、指導員のレベルアップが図られます。
ただこうした予算配分はサンセット事業が多いため、講演後の質疑でも出ていましたが、一般財源になった時の市の負担も大きくなることから市町村の取組みにブレーキがかかってしまうこともあります。
いずれにしろ予算は多く配分されているので放課後児童クラブの運営面では多少良くなる部分もあるのかもしれませんが、まだまだ課題は多いです。
今後もこうした勉強会を通じていろいろ勉強していかならないと思います。